秩序と無秩序を抱きしめよう! | 我が学習の変遷の記録(旧・宇宙わくわく共創局)

秩序と無秩序を抱きしめよう!

とかく古い組織は全てをコントロールできると思い既存の秩序や体系を守ろうと躍起になるが、そこにはデフォルトで不安がある。


しかし、そうした秩序から逸脱し、本来コントロールできない「ノイズ」を受け入れると不安が消えていくこともあるようだ。


しかし、社会には秩序と逸脱の両方が必要だ。日々の授業にも秩序の時間と同時に、ゆるい時間も必要だ。




秩序か逃避かの二項対立ではなく、秩序を仮固定し、そこで問題が出てきたら脱構築して、新しい方向性を探求する必要があるのだろう。そして、新しい秩序が生まれまた仮固定していく。つまり、秩序を保つことの不安と、秩序から逃避することの安らぎは両方必要なのだ。




野中恒宏