世界史で 孔子と対面 ありがたし | 我が学習の変遷の記録(旧・宇宙わくわく共創局)

世界史で 孔子と対面 ありがたし

 

今回の本も「一気読み世界史」です。

 

 

哲学者の竹田青嗣氏や苫野一徳氏によると、人間の意識の中には「欲望・関心相関の原理」が働いており、誰でも何らかの欲望や関心を持ちつつ、物事を認識したりすることが指摘されています。

その事と考え合わせると、講師が活躍していた時代に、「知の爆発」とも呼ばれるべき知性の大発展が見られた背景には、当時の鉄器などの技術革新による、取り引きやコミニケーションの活発化が挙げられるのではないかと思いました。すなわち、様々な取り引きの交流が行われる中で、人々が以前になかったレベルで、様々な欲望や関心を呼び起こし、より良い生活を送りたいと言う願いが高まったからと言うことも背景として言えるんではないかと思いました。

特に孔子は人々の生きる生きる方向性について、様々な提言をしており、そうしたメッセージが当時の人々の欲望や関心に合致したのではないかと感じました。そこで一句。

 

オーストラリアより愛と感謝をこめて。

野中恒宏