「宇宙10進法」5号

 

  2024年7月5日

 

 

2は、「陰・陽」という2種類エネルギーのこと。

 

 

 宇宙空間では、今でも星星が新たに生まれています。

この星の発生は、まず始めは宇宙空間の「冷気ガス」が集まり、渦を巻くことから始まります。

 

 この「渦巻き」がやがて回転力を強めていくと、そこにが発生し、1塊の新しい星が誕生するのです。

 

 つまり、陰エネルギー(冷気)が集まり、陽エネルギー(熱)を生み、新しく恒星の誕生となります。

 

 以上のように、物質化するためには、必ず、「求心力」(陰)「遠心力」(陽)という2つのエネルギーが必要です。ここから「陰陽の法則」が生まれてきたのです。

 

 台風の発生も,上昇気流下降気流の渦巻きです。

2つの対立エネルギー渦巻き回転が、物質化、現象化のメカニズムである理由です。

 

 生命の誕生も、陽エネルギー「精子」と、陰エネルギー「卵子」の合体です。

 

 心臓の働きは、収縮(陰、求心力)と拡張(陽、遠心力)の同時存在です。

 

 呼吸は、吐く(陽、遠心力)と吸う(陰、求心力)の同時存在です。

 

 運動は、伸筋(陽、遠心力)と屈筋(陰、求心力)の同時作用です。

 

 

 

3は、「万物創造」を意味する。

 

 

 1番の「意志」が生まれ、この意志の発動により、2番「求心力」と「遠心力」が生まれ、陽子、中性子、電子が生まれ,ここに物質の単位となる「原子」が生まれます。

 

 つまり、1番の意志→2番の陰陽エネルギー→3番の物質化現象 となるのです。

 

 故に、3は「万物創造数」となります。

 

 

 

「3の原理」とは

 

 

 それ故に、「形あるものは,3つのものから成る」とする「3の原理」が生まれます。天人地3才論です。

 

 すなわち、物質の基本となる「原子」は,陽子、中性子、電子の3つから成っています。

 

 そして、これらの陽子と中性子も「3つのクオーク」から作られています。

 

 遺伝子も「塩基、糖、リン酸」の3つです。

 

 蛋白質の基本となるアミノ酸も、3つの塩基から成ります。

すなわち、アデニン(A)、ウラシル(U)、グアニン(G)、シトシン(C)の中から「3文字」組み合わせとなります。

 

 例えば、フエニルアラニンUUU,ロイシンUUA

イソロイシンAUU・・・の如く。

 

 また生命物質は、3次元(たて、横、高さ)の世界で生きています。

 

 生命体にとって必須な水は,水素2個酸素1個、の計3個の元素から成っています。

 

 生命体の惑星、地球は、太陽系3番目の惑星です。

 

 生命体にとって欠かせないは、3原色(赤、青、緑)です。

この3原色があれば、無数の色ができあがる訳です。

 

 そして、その光の速さは、×10の8乗 メートル毎秒です。

 

 以上のように、物質化には「3の原理」が貫かれています。

 

 東洋哲学では、このことを「3才論」と表現しています。

「天、人、地」の3才論です。

 

 禅では、「○△□」と表します。

すなわち禅では、宇宙を「○△□」の3つで、シンプルに表現します。

 

 この真理をはるか昔、道教の老子は、次の如く言った。

「道は、1を生じ、1は2を生じ、2は3を生じ、3は万物を生じる」と。

 

 かくして宇宙の3要素は、「情報」、「エネルギー」、「器」(うつわ)の3つとなります。

 

 形ある生命体を解くには、必ずこれらの3つから考察する必要があるということです。

 

 つまり、「形」あるものには、必ず「情報」があり、

「エネルギー」が流れており、「器」があるのです。

 

  例えば、生命体の場合は、「DNA情報」があり、「ATPエネルギー」(アデノシン三リン酸)があり、器として「肉体」があるようにです。

 

 

 このように、生命現象は「3の原理」に支配されています。

故に、3を解くことが、生命を解くことになるのです。

 

 老子や空海がなぜ、「3は万物を生じる」といったのか。

その意味を深く考察する事が大事となります。

 

 真理は、「数字」の中に隠されているようです。

 

 

「3平方の定理」のすごさ!

 

 

 この「3の原理」は、数学的には「3平方の定理」として現れてきます。a2乗+b2乗=c2乗という公式です。

「ピタゴラスの定理」とも言われています。

 

 この「3平方の定理」が、いかに「すごい」ものであるかは、アインシュタインの「特殊相対性理論」における「時間の遅れ」「長さの縮み」の計算式に使われていることです。また有名な E=mc2乗 の公式算出にも使われています。

 

 さらに、GPSにおけるカーナビにおいても、「3平方の定理」が使用されています。

 

 このように、「3平方の定理」は、現代科学においても、「必須の定理」となっているのです。

 

 

 

願望実現法(想念法)(1・2・3の法理)

 

 

 

(1)目標を具体的に設定する。ありありとイメージできるぐらいに設定する。

 

(2) 実現時期をはっきりと書く。

 

(3) ノートに書くこと

 

 以上の3点です。

 

 注意すべきことは、

 

  •  過去形で書くこと。「~しますようにではダメ」「~しましたと書く」

 

  • 現実の事項は一切考えない事。現実を抜きにして、目標を設定する。

 

  • 本当に自分が実現したいこと、やってみたい事、本心からの願望を書く。

 

  •  以上を紙に書いたら、毎日それを眺めていくこと。そして声に出す事。

 

  •  出来ると思うこと、切実に思うこと

 

  • 紙を眺めながら、夢実現を具体的にイメージしていく作業をしていく。

 

  • 「想いは実現する」この宇宙の法則を本当に知る事です。

 

  次回へ。