〔ウイルスの本質論〕12号
2020年10月5日
初めに「意志」ありき!
初めに「意志」ありき、「情報」ありきです。
身の回りにあるパソコン、テレビ、机、イス、ボールペンなどの「物質」は、すべて人間の「意志」による「設計図=情報」に従って作られたものです。
そして、あなたや家族が、この世に誕生し、今生きている「生命」は、父と母が「結婚の意志」をもって、家庭を築いた結果です。
このように、初めに「意志」と「情報」なくしては、この世に「生命」や「物質」が誕生することはありません。これがこの世の「仕組み」となっているのです。
光の「永遠性」が、DNA情報の「永続性」を作り、ウイルスや「生命」の「たくましさ」を作っています!
宇宙には「明確な意志」がある、これは私の持論です。その根拠となるものが、「光速c」や「プランク定数h」などの「不変定数」の存在です。
「光速c」や「プランク定数h」などの「不変定数」が存在しているからこそ、この世に「原子」が誕生し、「物質」が形成され、「ウイルス」と「生物」が誕生し、あなたや私が今生きています。その根拠は、アインシュタインの E=mc2乗 です。
ではなぜ、「光速c」や「プランク定数h」は、「不変定数」なのか。その理由は、光の永遠性=不変性に起因しています。
すなわち、光の永遠性=不変性が、この世の「諸行無常」を作り出し、「無限なる進化」を作り出しているのです。
そして、光の「永遠性」は、「DNA情報」の「永続性」を作り、ウイルスや「生命」の「たくましさ」を作っていきます。
3万年前の「巨大ウイルス」が生きていた!
2014年、シベリアの永久凍土の中から、3万年前の「巨大ウイルス」が発見され、しかも培養によって、巨大ウイルスが再び、増殖を始めたと言うのです。
3万年前に生きていたウイルスが蘇ったと話題になって、「ゾンビウイルス」という通称がついていますが、正式名称は「ピソウイルス」です。
(『ヒトがいまあるのはウイルスのおかげ! 役に立つウイルス、かわいいウイルス、創造主のウイルス』東京理科大学教授・武村政春、さくら舎、2019年1月11日発行)。
1億年以上も前の微生物(バクテリア=細菌)が生きていた!
2020年7月28日に、国際学術雑誌『Nature Communications』に掲載された驚きの記事があります。
その記事とは、南太平洋の海底下の地層から、1億年以上も閉じ込められたまま生きていた微生物(バクテリア=細菌)が発見されたというものです。
海底下から引き揚げられたそれらの微生物は、餌を与えると、増殖を始めたことも確認されています。
(『Newton 2020年11月号』18~19頁)
次回へ続く。