今回の欧州遠征は非常に興味深い内容だった。
ブラジルには内容&結果共に力の差を見せつけられたが、フランスには内容はともかく勝つことが出来た。
これはある意味、日本代表は戦い方次第では、強豪国と良い試合が出来ることを証明したと言える。
つまり、守備的な戦い方なら結果は期待出来る。
逆に攻撃的にいってオープンな打ち合いになると勝てる可能性は低い。
個人的な想像だけど、もしもブラジル戦で守備的な戦い方をしていたら、0-4というスコアにはならなかった気がする。
おそらく、0-1、0-2、1-1あたりの結果になるのではないかな!?
そして、フランスとオープンな打ち合いになっていたら…
これはスコア予想は難しいが、おそらく負けたと思う。
これを対スペイン、ドイツ、オランダ、アルゼンチンらに置き換えても似たような結果になる気がする。
今の日本の実力では打ち合いには勝てないということが言えると思う。
だからと言って“堅守からのカウンター”をひたすら磨くという考えは単純過ぎる。
カウンターはあくまでも攻撃のオプションの一つであり、基本はポゼッションパスサッカーでいいと思う。
ブラジル戦でトライしたような、ラインを高くして出来るだけコンパクトなサッカーをすることは絶対に必要だ。
堅守→カウンターのスタイルで南アフリカW杯、コパアメリカで大躍進したパラグアイは現在ブラジルW杯南米予選で非常に苦しんでいる。
実際、コパアメリカで引き分けばかりで準優勝した時は衝撃的だったが…
監督が替わり、組織のバランスが微妙に崩れた途端低迷期に入ってしまっている。
日本代表も南アフリカW杯ではパラグアイみたいなチームだったと思う。
しかし、ザックが就任してから新たな取り組みや選手起用でアジア杯優勝を掴み取った。
そして今回はアウェ-で強豪国と2連戦。
フランス、ブラジルを相手に違ったアプローチで挑んだ結果が1勝1敗。
この結果にはけして満足は出来ないが、わざわざ欧州まで出向いた意義は大いにあったと思う。
フランス、ブラジルともに非常にレベルが高かった。
しかし、日本のパス回しや組織的守備はある程度通用していた。
今回の欧州遠征を見て感じた…
日本はもっともっとアウェ-で強豪国とやるべきだなと。