こんなデータがある。
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音楽ソフトの売り上げが14年ぶりに前年を上回った。しかし10・2%伸びたJポップ以外
はほとんどが数字を落とした。
洋楽が17・2%減、ジャズ・クラシック他が15・9%減、演歌・歌謡曲が19・3%減。
これまで1割あった洋楽のシェアも遂に8%に。
個人的に80年代以来ポピュラー音楽ばかり聴いているが、考えてみると2000年代以降の洋楽ポップス&ロックは非常につまらなくなってしまった印象だ。
自分の好きなオルタナ系やブリットポップと呼ばれるバンド・アーティストは90年代が全盛期だった。
あの頃は片っ端から買いまくっていたが、余程的を外さない限り“ハズレ”を引く危険性は少なかった。
(個人的には、サブポップ、マタドール、クリエーションらのレーベルなら間違いないって感じだった。)
今はその逆になっている気がする。
余程下調べをしておかなければ安易に失敗する恐れがある。
90年代に好きだった同世代のアーティストは皆ベテランになり、中には消えていった奴らも多い。
かといって今は素晴らしい新人にもなかなか出会えない。
なので、自分自身2000年代以降は洋楽CD(とくに新譜)を殆ど買わなくなった。
おそらく自分が知らないだけで、実際は今でも良い音楽は生まれているはずだが、そこまで注目する意欲自体が薄れてきている。
バイヤーの方々やメディアの方々は努力していると思うが…
残念ながら伝わってこない。
従って自然とJ-POPに目を向けるようになってきた。
とはいえ、J-POPと呼ばれるバンドやアーティストの中でも、ワクワクさせられるような存在は極めて少ない。
でも国内だからメジャー、インディーズ問わず比較的探し易いっていうメリットはやはり大きい。
レビューを参考にYouTubeでチェックすれば一発だ。
自分の場合こうした流れで徐々に洋楽→J-POPへと関心が移ってきたのだが…
全体的に考えると、やはり音楽ソフトの売り上げ減少やライヴ集客減少という状況は深刻さを増しているようだ。
とくに地方は酷い状況だと思う。
大手レコードチェーン店の撤退や、ライヴハウスが潰れるという惨状だ。
個人的にこうした地方の現状にはかなり危機感を持っている。
CDはオンラインショップなどで買えるからまだいいが…
自分が生で観たいと思ったバンドが、地元にライヴに来なくなってしまったら一貫の終わりだ。
悲しいことだが…
我が地元ではかなりの人気バンドやアーティスト(大物も)でも余程じゃない限りソールドアウトにならない。
そりゃ、採算合わないから来なくなって当然だ。
もちろん、どうしても観たいなら大阪などへ出向いたらいいんだが…
経済的・時間的な負担はバカにならないし、何より地元のハコで好きなバンドを観る醍醐味が失われてしまう。
幸い、今はチケットが余裕で取れるし逆にいいけど…
近い将来ヤバいだろうと思う。
そんな感じで日本人の音楽離れはマジで深刻な状況になってしまっている。
もちろん、日本の経済低迷も大きな要因だが、ここから立ち直っていく見通しは非常に暗いと言っていいだろう。
不況とか…
音楽離れとか…
そんなの関係無しに、歴史を塗り替えるようなとんでもない威力の音楽が登場してくれることを期待したい。
PS.
そんな中…
伝説のガールズパンクバンド“赤痢”の初期音源集・アルバム全作品+ライヴDVDが快調に売れているようだ。
おそらく、リアルタイムのファン(推定40才以上)がコレクション的に買うパターンが多いのだろうか?
