片耳のピアス

弾き語りワンマンライブシリーズ"Wardrobe Songs"の第二夜の開催まで、１ヶ月を切りましたね。

今回のサブタイトルは"片耳のピアス"。恋の歌を中心に歌う予定です。

このタイトルの意図や選曲のイメージなどは、先月発売になっている雑誌「H」に割とすっきりまとめて書いてあるので、ぜひ手に取って読んでみてほしいです。

私はガサツでズボラな人間なもので、アクセサリーみたいな小さなものはすぐ失くしてしまいます。サイズ感としては時計くらいまでが、私の視線や意識の外に出やすく認識されにくいものとされております（自分調べ）。

ピアスの穴は10代の頃から空いてるんだけど、その頃から集めていたもので両耳揃っているものも少なくなってきて、たまに昔のものを掘り起こすとトランプの神経衰弱ゲームやっているみたいな気分になる。この子のパートナーはどこに行ったかな〜あ〜この子はおひとりさまかな〜とか。中には贈り物でもらったものも入っていたりして、どんなに探しても見つからないとやっぱりさみしい。というか申し訳ない気持ちになる。思い出も一緒にどこかにやってしまったみたいで。忘れてしまったり雑に扱ったりして、その人の想いや自分の感情までもを、大事にし続けることができないようなそんな自分自身にやるせなくなったり。今の自分を苦しめるのはいつだって過去の自分なんだよな〜。片耳のピアスを手の平にのせては、そんなことをいつも考えてます。

初めから片方だけで、成立するものだったらよいのでは？（いい加減な人間ならではの発想と提言）

とうことで、14日のライブのときには片耳用のピアスを身につけて歌おうかと考えているんですよね。

ムサビの後輩の刺繍作家、イトウチカちゃんに作ってもらうことになりました！

SOITOという彼女のブランドが作るアクセサリーのデザインは、日常の風景をそのまま切り取るという、彼女ならではの目線から飛び出す面白いアイデアのものばかりなんです。

https://www.instagram.com/chikaito123/?hl=ja

日常を歌う、ということを続けている宇宙まおとチカちゃんの感覚は、共鳴するところがあると思ったので、今回力を貸してもらいたいと計画してます。

今日打ち合わせしてきたけど、既に彼女のレパートリーで片耳シリーズがあったので、ひとつ着けさせてもらった。

マンションの入り口のその植え込み、の写真をそのまま形に起こしたもの。なんやねんそのシチュエーション！妙な立体感が非常にかわいい！