長寿社会 | 内山の実践学・実戦学

長寿社会

今月は全国の介護施設で

敬老の日のイベントを開催しています。

 

総務省の発表によると

日本国内の65歳以上の高齢者人口が

過去最多の3461万人となり、

総人口の27.3%に達したそうです。

 

ますます高齢化が進む日本は

世界のだれもが経験したことのない

未知の領域に突入しています。

 

おむつ販売の業界最大手、ユニ・チャームでは

大人用の紙おむつの売上が

2012年には子供用の紙おむつを

追い抜いてしまっています。

 

介護を必要とする方が

今後ますます増えていく中で、

その安心できる受け皿となれるよう

会社全体のレベルの底上げのために

船井総合研究所の

橋本和樹先生にもお手伝いいただいて

介護に関する知識と技術の勉強会を

定期的に行っています。

 

先日は、福岡県で行われた介護イベント

「ふくおか介護フェスタ2016」の中の

目玉企画「ケアコンテスト」の地区予選に

さわやか倶楽部から多くの職員が

参加してくれました。

 

会場へ応援に行った幹部から話を聞くと

主催者の方からはたいへん感謝され、

福岡県から日本の介護を

引っ張っていきましょう!という

激励のお言葉も頂いたそうです。

 

11月6日には地区予選の優秀者による

決勝大会が行なわれます。

 

12月18日に行われる介護甲子園と合わせて

結果を楽しみにしています。

 

新潟市にある介護施設の

管理者の日報から紹介します。

 

 

新潟県新潟市

さわやか日の出館
米村 俊秀 施設長

 

本日の敬老の日は、

百寿を迎えられた入居者様の

お祝いの式典を執り行いました。

 

国、県、市からも

賞状と記念品の授与式がありました。

 

日の出館からは

施設の皆さんと愛情を込めて育てた

きれいなお花を花束にアレンジし、

職員の想いを込めた色紙と

心ばかりの手作りのプレゼントを

贈呈させていただきました。

 

来館された新潟県の職員の方に伺うと、

県内で54名の方が百寿を迎えられ、

約9割が女性との事です。

 

マスコミでは、「医療技術の進歩」や

「高齢者の健康状態の改善」が

大きく影響していると報じています。

 

これに加え、「介護技術の進歩」も

長寿の要因と言われるよう、

さわやかスタンダードの介護技術を

全員がマスターできるよう

早期実現を目指していきます。 

 


米村施設長、ありがとうございます。

 

先日、さわやか清田館を訪問した際、

102歳の方が出迎えてくださいましたが、

とても若々しくお元気で、

こちらがパワーを頂くほどでした。

 

現在、全国で100歳以上の高齢者は

6万人を超えています。

 

その方々の多くは介護を必要とされ、

私たちの施設で100歳を迎えられる方も

年々増加しています。

 

更なる「介護技術の進歩」によって

介護を必要とされる方々の支えとなり、

あるいは社会復帰の手助けとなるよう、

全力で知識と技術と高めていきましょう!