芝・ダート、馬場状態。 | uma-aぶろぐ。

芝・ダート、馬場状態。

中央の競馬場は、すべて2つのコースが設置されています。
それは、芝コースとダートコース。
芝コースとは、その名の通り、
青々とした芝生のコースで、
ダートコースとは、砂のコースです。
一般に、芝・ダートと呼ばれ、
競馬新聞なんかでは、『芝2000(芝2000メートル)』とか、
『ダ1200(ダート1200メートル)』とかで示されます。


馬には、芝の得意な馬、ダートの得意な馬が存在します。
場合によっては両方いける馬もいるので、
そのへんも見極めなければなりません。
一般に芝の得意な馬は、『芝馬』、
ダートの得意な馬を、『ダート馬』と呼びます。


芝コースは、一般にダートよりもタイム(時計)がはやいです。
これは砂のコースよりクッションがきいているからです。
一方ダートコースは、時計がかかるため、
パワーが必要とされる馬場です。
人間で、コンクリートのところを走るより、
砂浜を走る方が走りにくいのと同じですね。


その馬がどちらに適しているか。
これを見極めることは、デビュー当初の馬にとって非常に大きな問題で、
予想する時にも大事なポイントです。
このへんは、実際に調教・レースなどで走らせて見たり、
体型から判断したり、血統から判断したりして決めますが、
それが絶対と言うわけではないのがむずかしいところ。
芝で連戦連敗の馬が、ダートに変わって一変とかざらにあることです。
もちろんその逆もあります。
競馬を予想する上でも、よく競馬新聞を読んで、
『初芝』『初ダート』の馬には十分注意しなければならないでしょう。


また雨が降って馬場が悪くなった場合、
一般には走りにくくなる分、タイムが遅くなると考えがちですが、
これは芝コースだけの話。
実は雨のダートコースは、砂がしまって走りやすくなります。
なので一般的にはタイムがはやくなります。
そして力も必要としなくなります。


ここでついでに、馬場状態について触れます。
雨が降ることにより、競馬場のコースは影響をうけます。
基本的に、雨が降れば降るほどぬかるんで状態が悪化します。
その程度は4段階に規定されていて、
主催者側が随時、公式発表します。
一番水分を含んでいない良い状態を『良』、
少し雨が降って湿っている状態を『やや重』、
さらに水分を含んでいる状態を『重』、
そしてもっともグチャグチャな状態を『不良』と呼びます。
この水分の量は、レースに非常に大きな影響を与えます。


特にダートコースは、天候に非常に敏感かもしれません。
カラカラの『良馬場』であれば、非常に力を必要として、パワー馬有利、
ちょっと雨が降って『やや重』の馬場になれば、だんだんタイムがはやくなり、
パワー馬のメリットが減ります。
さらに雨が降って『重』になると、ますますスピード馬場になります。
そして『不良』になると、ものすごいスピード馬場になる・・・、
と言いたいところですが、またここも一言では言えません。
なぜなら、重に近い不良馬場であれば、たしかにスピード馬場ですが、
大変な雨で、水が浮いてきて馬場が光って見えるような、
田んぼのような馬場状態になれば、またこれも走りにくくなるので、
またタイムが落ちます。
ただタイムが落ちるからといって、パワー馬が有利かというと、
それもイコールではなく、こうなると『重馬場のうまい・下手』という話になってきます。
むずかしいですね。やんなちゃいますね。


ひとつ確実に言えることは、ぐちゃぐちゃのダートは、
先行馬に有利になるということ。
追い込み馬はレース中は後ろの方にいるので、
どうしても前の馬からの泥をかぶったり、
自分のリズムで走れなくなったりするので、負担が大きくなります。
タイムがはやくなることも、先行馬に有利に働きます。
ただ時々、ちょっと雨が降ったくらいの馬場で、
追い込みがバンバン決まる馬場になったりするので、そこも繊細です。


芝の話だと、もっと単純に考えてよさそうです。
雨が降れば降るほど、タイムは悪くなります。
そして同じく、先行馬が有利になります。
競馬新聞には必ず、重(雨)の成績や適正とかも載っているので、
そこをチェックするといいでしょう。
『重◎』とついている馬は注意するべきです。