駆け足で楽しむ銀座ライオンの日 | 左利きライフ

駆け足で楽しむ銀座ライオンの日

実家での用事を済ませた木曜の夜。帰る前に川口駅前の『ライオン』へ立ち寄ろう。「ビアホールの日(8月4日)」は過ぎたけど、「銀座ライオン」(銀座五丁目店)のルーツである『カフェー・ライオン』開業の日(1911年8月10日)なので。


9時前に入店。「どこでもお好きな席に」と言うので、奥の席に座らせてもらう。料理は9時15分、ドリンクは9時半がラストオーダーらしい。ゆっくり飲み食いする暇はなさそうだ。

まずは「あと2日で終了」というライオンエールをブーツグラスで。


宴会なのか、グループ客、特に野郎の大声が耳障りなので、入口付近の席へ移動。ひとり客は俺だけのようだ。

早い提供の鉄板ジンギスカンM。マトンの臭みが「ジンギス感」を増幅させる。ピリ辛ソースで食べ進める。合わせて、ハーフをジョッキで。ライオンエールより飲みやすいかも。

上手く焼けなかった札幌での経験を思い出す。どうすれば、こんなに早く焼けるのだろう。小さめに刻んだ玉ねぎとモヤシも早く焼くための工夫かも知れない。

 

高くて買いづらいほうれん草を外食で。胡椒の効いた、ベーコンとほうれん草のバターソテーを熱々のうちに平らげる。と、早くもフードがラストオーダーの時間。


夏野菜のさっぱりサラダM。オリジナルという昆布ポン酢ジュレの量が少ないので、自分がうさぎになったような気がしてくる。「桃子、うさぎの耳になりたいな」脳内再生される菊池さんの声を聞きながら、塩を持って来てもらう。これこれー。ゴーヤを使っているので、苦い。これに合うビールは、何だろう?

 

 

締めのフードは、鶏レバーのスモークガーリックピラフ

 

鶏レバーのスモークは、燻製感が感じられてなかなか良い。

 

逆にガーリックピラフは味が濃い。と言うよりも、塩っぱい。どうしてこうなった???

実は、俺の好きなライオンのオムライスが、タッチパネルのメニューで見つけられなかった。会計時に訊いてみたら、ホントだ、ちゃんとあった。欲しい品が見つけられない時は、店員さんに助けを求めれば良いのね。時間がなくて、心の余裕もなくしていたらしい。


ラストドリンクとして選んだのは、黒ラベル飲み比べセット

 

ライオンの金縁グラスに注がれた2種類の黒ラベル生ビール。

右の四角いコースターがライオン伝統の「一度注ぎ」。適度に炭酸を抜き、雑味を閉じ込めることで、飲みやすくしている。左の円いコースターが「パーフェクト黒ラベル」。雑味をなくしたヤツ。衝撃を少なくし、あとから泡を乗せているとのこと。ここまで来ると、あとはもう「好み」だね。

 

2割引優待券を使っても7000円近い会計になった。ひとりで1時間の滞在なのに。原因はフードの頼みすぎかも。食う品数を減らしてビールを増やすようにしようか。うーん、それも何か違うような……。



【寄り道】
銀座ライオンLEO 川口店



(2023.08.10)



 

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