行きつけの『桜香』が『幸河』になった | 左利きライフ

行きつけの『桜香』が『幸河』になった

地元鶴見で馴染みの居酒屋だった『桜香』が店を畳んだ場所に居抜きで韓国料理店『幸河』が入った。以前は三業地で焼肉屋として営業していたお店だ。通い慣れた居酒屋がどう変わったのか、偵察してみよう。


居抜きなので、基本的な店内風景は一緒だけど、しっかり韓国料理店としての飾り付けがされている。おすすめ料理の書かれたホワイトボードと、韓国焼酎のポスター。眞露は吉岡里帆、チャミスルは“国民的歌姫”のIU(アイユ)。ホワイトボードに顔を隠されたポスターのモデルさんがお気の毒。

 


カウンター席に座り、チャミスルをいただく。ハングルの並ぶグラスは、ジョウンデーのモノ。

韓国ドラマよろしく、クイクイ飲んでいたら「ゆっくり飲んでくださいよ」とママ。身体の心配をしてくれるのはありがたいけど、それじゃお店が儲からないんじゃ?

 

つまみは、チャンジャ(タラ内臓の唐辛子塩辛)。


チャミスルをもう1本。ん?なにか違う。ボトルを2本を並べて判明。ラベルに書かれたアルコール分が16.9度と16.5度と異なっている。良く見れば、雫のイラストも商品名の字体も変わっている。

「そう言えば酒屋さんが持ってきた時に、ちょっと変わったって言ってたかも」。ママも小上がりにいたマスターも知らなかったらしい。

 

割らずに飲める低アル眞露(チャミスル)の度数はどんどん下がっている。発売当初は23度だったのが20度を切り、そろそろ15度台に突入しそう。日本酒同様、低アル化が止まらない。他の韓国焼酎メーカーも追随するかもしれない。

ホワイトボードから「おすすめ料理」のすじ煮込みを注文。

するとママ「韓国人ですか?」。日本人だと伝えると「よく読めましたね」。確かにハングルでも書いてあるけど、日本語でも「すじにこみ」って書いてある。ちなみに「스지(スジ)」の語源は日本語の「スジ(筋)」。元MissAの“国民の初恋”と同じ名前。

 

豚キムチ炒め。辛さを調整してくれるけど、中辛でもけっこう辛い。


慶尚南道最強のブランドである舞鶴(ムハク)のジョウンデー


スープを。辛くないスンドゥブ


スプーンの袋には「ありがとうございます 美味しく召し上がってください」と書いてある。


自家製キムチ。甘くて辛くて美味しい。


マッコリ。容れ物で雰囲気が出るねぇ〜。

 

さぁそろそろ締め。冷麺から。


ラストはキムパ(韓国風のり巻き)。


「焼肉店を営むのが辛くなったので、韓国居酒屋に変更した」とのこと。焼肉屋では飲み食いできないようなメニューが増えたら、居酒屋として楽しめそう。


IUとパク・ボヨン(ジョウンデー)のポスターをもらって帰った。



【寄り道】
韓国料理・居酒屋 幸河



(2023.06.24)


 

 

 

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