寒風吹きすさぶ川口にて(後篇)
夜も10時を過ぎた。コンビニで眠気対策と、ついでに飲み過ぎ対策のドーピング。
駅に近い場所でもう1杯だけ。
久し振りに、日付の変わる時間まで営業している居酒屋のカウンター席へ潜り込む。
お酒はいっぱいあるけど、終電までの時間を考えると、飲めるのはホントに1杯だけ。
選んだのは埼玉ポーズがラベルを飾る、帝松(みかどまつ)THE SAITAMA 無濾過 純米原酒(松岡醸造/小川町)。堀田真由っぽい華奢なオネエサンに一升壜を持たせるのはちょっと気が引けるけど、慣れた感じで撮らせてくれる。
その名の通り、埼玉県産米を全量使用したお酒。ちょっと強い。いや、キツイかな。18度あるからそう感じるのも無理ないか。和らぎ水もちゃんともらっておこう。
いつも注文しているお通しの宝箱。当たり前だけど、昔よりだいぶ使用感が増した。
鮪にぎり一貫。
アジフライは、揚げたてサクサク。
さらに、ひとりで調理を担っているマスターの負担軽減のため、お隣さんに乗っかって炒飯を注文。しっかりした味付けのしっとり炒飯をかっこんで。
終電1本前で帰れた。たいして飲み食いできなかったけど、久しぶりのお店、しっかり味わえたように思う。
マスターの前に座れるカウンター席なら、居心地が良いな。ボッチ感にやられることもそんなにないし(気づかなかったけど、さっきはボッチ感にやられていたらしい)。
【寄り道】
谷ツ田
(2022.12.14)