桃園をゆく(終)空港ラウンジにて | 左利きライフ

桃園をゆく(終)空港ラウンジにて

宿に預けた荷物を引き取り、バスとMRT(地下鉄)を乗り継ぎ、桃園国際空港へ。

 

2019年にオープンした第2ターミナルの地下美食街「美味旅圖(美味旅図)」を覗くも、開いているお店が少ない。まだ夕方6時前なのに。コロナ禍で時短や休業しちゃっているようだ。

 

情報ボードで【重大告知】に気づく。「20時55分発の羽田行きは機材繰りのために遅延が発生、23時10分に変更」だと……。図らずも、空港で2時間ちょっとの余裕が生まれた。

フォト

 

自動販売機が話し掛けてくる。「食べそびれたものはないかーい?」

 

夜8時半。買い物を終えた相方と「ORIENTAL CLUB LOUNGE(オリエンタル クラブ ラウンジ)」へ。プライオリティパスで利用可能な桃園国際空港唯一のラウンジだ。


料理の並ぶコーナー付近に席を確保して、休憩がてら、台湾最後の晩餐を。

 

 

台湾啤酒のビアサーバを発見。周辺にジョッキやグラスは見当たらなかったけど、裏側のソフトドリンクコーナーにあったグラスを転用。ジョーっと注いでブワッと泡を乗せれば完成。その様子を見ていた他の利用客たちも次々とサーバ前に集まり、ビールを注ぎ始めた。

 

注文ベースで、出来たての料理(素食2種を含む5種類)を出してくれるのは嬉しい。

 

作ってもらったのは、紅燒牛肉麵牛肉麺)と滷肉飯ルーローハン)。もちろん、専門店のような出来ではないが、充分いただける。

 

もう一杯作ってもらった。麻油麺線(そうめんのごま油かけ)。乾麺にすると、給食のソフト麺っぽさを強く感じる。

 

紅焼獅子頭(肉団子醤油煮)、焗烤奶油白菜(白菜クリーム煮炒め)、麻辣鍋の盛り合わせ。

今回のように飛行機の出発が深夜になった場合など、夜11時まで営業してくれるラウンジの存在はありがたい(食事の提供時間は10時半まで)。


寝不足に加えて、お腹も満たされ、離陸時は睡魔に襲われた。


定刻0時50分羽田到着予定の飛行機、実際の到着は3時7分だった。

 

台北などに負けず劣らず面白い桃園。トラブルに負けず、近いうちにまた訪れたい。

 


【寄り道】
ORIENTAL CLUB LOUNGE(台湾桃園国際空港)



(2022.11.21)


 

 

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