桃園をゆく(5)大渓小吃
桃園の旅、最終日。
夜中まで起きていたのに、朝食に間に合った。
野菜炒め、ベーコン炒め、中華粥、豆漿という、シンプルな宿の朝食。
宿に荷物を預けて出発。大渓の台所「大渓区公有零售市場」を経由して、目指すは「大渓老街」。
中正公園の木陰でひと休み。加鹽黑松沙士(加塩黒松沙士)をゴクゴク。ドクターペッパーっぽい味がクセになる、台湾を代表するコーラの塩入りバージョン。全然塩っぱくはなく、旨味が強くなっている印象。
大漢渓を望む。かつては樟脳、茶、木材、石炭などを船に載せ、淡水河経由で中国大陸と貿易を行ったという。
行列のできる煮込豆干のお店。大渓には、豆干加工品の販売店もたくさんある。
観光を終えた午後1時過ぎ。預けた荷物を宿から引き取る前に空腹を満たそうと、停留所でバスを待っている時に見つけた小籠湯包店へ立ち寄り。安価なので、残りの現金で支払えそうだ。
適当に座って問題なさそう。テレビの下にある小皿や調味料で、食卓の準備をする。
上海小籠湯包。豚肉とネギ入り。皮の中がスープで満たされて、たっぷんたっぷん。
手工高麗菜水餃。ブワッと湯気の立つ出来たて。豚肉やキャベツの他に、ネギも入っている。
魯肉飯で、さらに胃袋の隙間を埋める。
あとは空港へ向かうだけ。
(つづく)
【寄り道】
親愛的小籠湯包 大渓店
(2022.11.21)