土曜日の中野にて（後篇）

１軒目でお腹は満たされたけど、もうちょっと日本酒を。

立ち飲みのお店も見かけたけれど、できれば座って飲みたい。
狸小路へとやって来た。

入り口に酒壜が並ぶ「地酒が自慢のお店」の扉を開けてみる。
一段落ついた時間だったのか、カウンターの片隅を確保。

窓際の席ということもあって、膝掛けを借りても寒い。

そこで、裏 寒紅梅 純米 早咲き生 山田錦（三重）のお燗をマスターに打診。
マスター曰く「温度を上げても良さが出ないのでは」。

頼めば燗付けもしてくれるだろうけど、ここはおとなしく冷酒で。

代わりに、東北泉 純米吟醸 色好い返事（山形）をお燗で。
お通しは、ふぐ皮ポン酢。

鳥レバーたたき。

チョイ辛の玉ねぎスライスをいただきつつ、朝日鷹（山形）をぬる燗で。
十四代を醸す高木酒造による地元向けの銘柄だけに、華やか。
お燗することで、それがちょっと強調されたかな。

３時間、４時間の飲み放題コースもあるようだ。
昼間から中野へ行くことはあるかなぁ。

今回はお腹いっぱいで、あんまり飲み食いできなかった。
次回は一軒目に、飲み放題で楽しんでみたい。


【寄り道】
地酒屋 常笑（ときわらい）


（2016.02.06）