映画クレイジーハートを観た。

先週ね。

あのジェフブリッジズがアカデミー主演男優賞取ったあれね。


良かった~。

いわゆる受賞狙いの「どや」感がまるでなくて。

ま、ジェフブリッジズのそんな演技は観たことないけど。

つまり「ミルク」のショーン・ペンよりも「レスラー」のミッキー・ロークに受賞して欲しかったな、と個人的には思ってしまう気持ち。

ショーン・ペンも好きなんだけどね、そういう意味でなくね。



最近、トホホでダメな中年男の映画にグッと来てしまう。

「レスラー」しかり、「アンヴィル」しかり。

アンヴィルなんて最後泣いちゃった。
ま、あれはドキュメンタリーだけど。


その事をお世話になっている監督さんに話してみたところ、「それは君が歳を取ったんだよ」と。


ズバリ。

気が付けば、自分も立派なトホホ駄目中年でした。

まったく。

しかし、「トホホ」で「ダメ」な「中年」の魅力ってのがあるな、と。


しかし、世のトホホ駄目中年の大半は特に魅力的ではなくて。。

そこが研究課題だね、今後の。

あ、自分の事ね。

しかし、二十代の頃より面白いよ、生きてて。
芝居してても。

それはホント。

負け惜しみじゃなくて笑。

「クレイジーハート」、ロバート・デュヴァルが味のある脇役で出てて、これがまた格好良くてニヤニヤしちゃう。

まだ観てない人、オススメです。