2026年11月7日〜23日

新国立劇場中劇場にて『巨匠とマルガリータ』に出演いたします。

上村聡史さんが新国立劇場の新しい芸術監督に就任され、そのシーズンオープニング作品です。


以前出演しました『白衛軍』の作者ブルガーコフの原作小説を、エドワードケンプによる翻案で上演いたします。

白衛軍に引き続きまして、翻訳は小田島創志さん、演出は上村聡史さんです。

今からワクワクしております。


上村聡史芸術監督就任の第一作!

悪魔の舞踏会、しゃべる猫、そして不滅の愛と芸術賛歌──

20世紀最高の奇想小説が、スペクタクル祝祭劇として蘇る!


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スタッフ

    • 【原作】ミハイル・ブルガーコフ
    • 【翻案】エドワード・ケンプ
    • 【翻訳】小田島創志
    • 【演出】上村聡史
    • 【美術】乘峯雅寛
    • 【映像】栗山聡之
    • 【照明】佐藤 啓
    • 【音楽】国広和毅
    • 【音響】加藤 温
    • 【衣裳】前田文子
    • 【ヘアメイク】川端富生
    • 【振付】山田うん
    • 【演出助手】西 祐子
    • 【舞台監督】齋藤英明、濵野貴彦

キャスト

  • 成河 花乃まりあ 松島庄汰 菅原永二
  • 明星真由美 小松利昌 富山えり子 内田健介 山本圭祐 山森大輔
  • 柴 一平 釆澤靖起 近藤 隼 猪俣三四郎 
    篠原初実 笹原翔太
  • 大鷹明良 篠井英介

Storyものがたり

舞台は1930年代のモスクワ。文学界は官僚主義と検閲にがんじがらめ。そんな中、劇作家である、通称「巨匠」は、キリストの処刑を決めたローマ総督・ピラトを題材にした野心的な作品を書き上げる。しかし、その作品は体制に受け入れられず、激しい批判にさらされ、絶望の淵に突き落とされた結果、彼は自分の原稿を焼き払い、精神病院へと姿を消してしまう。一方、巨匠には愛する女性、マルガリータがいた。彼女は美しく聡明で、巨匠の才能を誰よりも信じていた。巨匠がいなくなり、絶望的な日々を送るマルガリータの前に、突如として奇妙な外国人ヴォランドとその取り巻きたちが現れる。ヴォランドはモスクワの街で様々な騒動を引き起こしながら、市民たちの本性を試そうとしていた。マルガリータは、唯一の願い"愛する巨匠と再び会うこと"を叶えてもらうためにヴォランドの取引に応じる。ヴォランドの目的、巨匠の運命、そしてマルガリータの愛の行方は一体どうなるのか?モスクワの日常と幻想的な世界が交錯する中で、人間の善と悪、愛と信仰、そして芸術の真価を深く問いかける壮大な物語。


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上村聡史芸術監督のシーズンオープニング作品として、ミハイル・ブルガーコフ原作の『巨匠とマルガリータ』を、上村自身の演出により上演いたします。
『巨匠とマルガリータ』は、1929年~40年にかけてブルガーコフにより執筆された小説です。当時はソ連当局によって体制批判とみなされ、検閲版としてようやく出版にこぎつけたのは作家の死後26年が経った66年、さらに完全版が出版されたのは73年となります。幻想と現実、そして時代を巡り、人間の善悪や愛、芸術の不滅性を奇想天外に描いたこの作品は、その後映画、テレビドラマ、舞台化もされ、今日では20世紀文学の最高傑作と呼ばれるに至ります。
本企画では英国のナショナル・シアターや王立演劇学校(RADA)で活躍したエドワード・ケンプにより、主人公である「巨匠」を小説家から劇作家に翻案した戯曲版(2004年初演)にて上演いたします。上村がブルガーコフ作品の演出を手掛けるのは、 第32回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した、2024年上演の『白衛軍 The White Guard』に次いで二度目となります。

─原稿は燃えない─
物理的に原稿が燃やされても、その中に込められた思想や魂は決して消滅しない。真に価値ある作品は、権力や抑圧によって破壊されることはなく、いつか必ず人々の手元に届くというブルガーコフ自身の信念と希望が込められた本作の一節です。同時に、芸術が時の流れや政治的状況を超越した普遍的な価値を持つことを示しており、ブルガーコフにとって、文学とは人間存在の根源的な問いを扱うものであり、その真実を追求する力こそが、いかなる抑圧にも屈しない不滅の力を持っているというメッセージが込められています。
芸術の根源とは、創造とは何かを見つめなおし、今を生きる勇気へとつながるこの力強い一節を有する本作を、上村芸術監督のシーズンオープニングを飾る祝祭劇としてお届けいたします。

すっかり遅くなってしまいました。

すみません。

2025年を振り返ります、後半でございます。

前回は築地本願寺ブディストホールまで振り返ったのでしたね。

続きましての舞台の前に、舞台以外のお仕事も少し振り返ります。


こちら

映画『遠雷夢譚』




余命いくばくもない小説家の役で、体重を少し落として臨みました。

2026年内に公開の予定のようです。

また、続報をお待ちください。


続きましてこちら

念願だったプラネタリウムのナレーションを担当しました。

かわさき宙と緑の科学館

『宇宙へ 〜かわさき発、星空の旅〜』

メガスターIIIフュージョンの開発者として、世界的に有名なプラネタリウム開発者、大平貴之さんの製作による作品です。

彼は幼い頃、この生田緑地のプラネタリウムで育ったそうで、彼の川崎の星空への思い入れがたっぷりと詰まったそんな作品なのです。

ナレーション録音の当日のスタジオでは大平貴之さんにもお会いできて、そのお人柄にも触れることができて嬉しかったです。


そして、実際に行ってきました。

プラネタリウム。



こちらがそのメガスターIIIフュージョン

メガスターの最上位機種です。

本当に綺麗な星空、映像が堪能できます。

皆様、是非。

フュージョン投影、『宇宙へ 〜かわさき発、星空の旅〜』の投影日時は、こちらにてご確認くださいませ。

もちろん生田緑地でも趣味のバードウォッチングを堪能しました。


さて、舞台の振り返りに戻ります。


こちら『穿つ泡』



のらくろの作者、田河水泡を演じました。

LiveUpCapsulesという劇団に客演させて頂いたのでした。



作演出の村田裕子さんと一年以上前から話し合いを繰り返し、お稽古中もたくさん話し合って作りました。

とっても可愛らしいのらくろの美術、素敵でした。美術は鎌田朋子さん。


劇中でセリフを言いながらのらくろを一気に描き上げるシーンがあるのですが、これ、本当にたくさんたくさん練習をしました。

何せ、田河水泡がのらくろを描くというシーンですから、、、。

僕は絵なんて、本当に下手くそですし。。

それで、毎日、家に帰って、10枚、20枚といらない紙の裏なんかにひたすらに何度も何度も描きました。

公演が終わった後に、ある方からあののらくろの絵が欲しいと言われて、恥ずかしながら色紙に描いたのらくろがこちら。


ちょっと恥ずかしいですけど、自分なりに頑張った証として、こちらに残しておきます笑。


この『穿つ泡』

毎日新聞の全国版と悲劇喜劇という演劇雑誌で濵田元子さんにお褒め頂きまして、嬉しかったなぁ。

またいつか再演なんてできたらいいなぁと思っている作品です。


続きましてこちら。


ももちの世界

『わたしは太陽』

こちら人魚姫のお話でして、私、これは人魚王を演じております。

これもなかなか楽しい舞台でした。

もう何度も出演しているももちの世界は、今や小説家でも野間文芸新人賞を受賞して大人気のピンク地底人3号さんの劇団。

今回も彼独自の視点で、地球温暖化、太陽光パネルの問題など、環境問題、エネルギー問題について、人魚姫の視点で真正面から描きました。

私その中でなんと、5役演じております。


人魚王ではギターも弾いたり。


こちらは村長。村長は少し足が悪く杖をついております。髪も少し白くメイクして。


こちらは飛行機の中の謎の乗客。


そして北のカウボーイと


南のカウボーイ。

人魚王→村長→人魚王→村長→乗客→北のカウボーイ→南のカウボーイ→村長ってな感じで、ずーっと着替えておりました笑。

しかし、この兼ね役、1人で何役もやるのは忙しくて大変なんですが、僕はわりと好きなんですねぇ。

この時も全部違うキャラクターなんですが、一貫した物語の中での役割があるように感じて、ま、そのように作家が書いてくれていたわけですが、とても楽しく演じておりました。


さて、2025年振り返り後半、これにて。

こうやって振り返ると2025年はなかなか忙しかったですね。

たくさんお声かけて頂き、舞台に立てて幸せでした。

これを書いている2026年は、いよいよ後半。

頑張ります。


こちら故郷和歌山の片男波の夕焼け。

趣味のバードウオッチングも変わらず楽しんでます♪



劇団温泉ドラゴン/劇團58ROUTE  日韓合同製作

『長生炭鉱ーー生きたかった』

が第34回読売演劇大賞上半期に作品賞と演出家賞でノミネートされました!

とても嬉しいことです。

振り返れば、まだ稽古開始前に、韓国の俳優と日本の俳優で山口宇部まで出かけて行き、今も犠牲者が眠っているその坑口から真っ暗な坑道の中を覗き込んだ時、この作品への向き合い方が決まったような気がします。

愚直にただひたすらに、今も続いているこの出来事を知ってもらう為に、評価など気にせず作品作りに邁進していたように思います。

そのことが評価され、とても嬉しいです。


韓国ソウル公演でのオールキャスト、オールスタッフでの集合写真。


韓国チームの俳優と一緒の楽屋で支度しました。

楽しい時間てした。

こちらは宇部。

長生炭鉱のピーヤの前で。

雨の降る、少し寒い日でした。

宇部の海岸で拾った石炭の欠片を衣装の胸ポケットに入れて演じました。



そんな祈りのような気持ちで演じた作品が、このような形で評価され、とても嬉しいです。

励みになります。


さて、今年はあと一本。

頑張ります!