お正月から運動とダイエットに励み

順調に減量してきたOさん(60代女性)


最後に残ったのが

下っ腹のぽっこり



ここだけがどうしても取れない

どうすればいいの?


というご相談です



勘違いされてる方が多いですが

下っ腹のぽっこり、

脂肪じゃありません


内臓を支えている

腹横筋骨盤底筋が伸びて

内臓が下がってしまったために

膨らんで見えるんです


だからダイエットじゃなくて

筋トレで腹横筋を鍛える、が正解


でも普通の腹筋運動では

あんまり効果はありません


この運動は腹直筋は鍛えられますが

腹横筋にはさほど効かない


これが腹直筋



こっちが腹横筋


よくみるとわかりますが

筋肉の繊維の方向が違いますよね


腹直筋は身体を起こすのに使う筋


内臓を支えている腹横筋は

コルセットのように

お腹をぐるりと取り巻いていて

縮むことで腹圧をあげ

肺を圧縮して息を吐く作用を持っています


身体を起こす腹筋の筋トレでは

下っ腹はへっこまない、というのは

こういう理由です

 

 

ではどうすればいいのか?
 

そこで

呼吸

 の出番です


腹横筋は内臓を支えると同時に

腹式呼吸で息を吐くときの主導筋でもある


しっかり息を吐き切ることで

腹横筋を鍛えられます。

 

でも息を吐く時

お腹を引っ込めてはダメ


これだとやっぱり

腹直筋に効いてしまう


腹横筋を動かすには

お腹に巻いたコルセットを

ギューと締め上げるイメージで

息を吐きます


ショートブレスは

1秒に1回、吐いて吸う

50cm先のロウソクを吹き消すつもりで

勢いよく


ロングブレスは

7秒間、肺の中の空気を全て絞り出す

3m先のロウソクを吹き消すつもりで

全力で息を吹き出します


ショートを8回繰り返した後、

ロングを1回

これを3回繰り返すと

約1分のトレーニングになりますが

これがとてもシンドイ


まさに呼吸の筋トレです


 

下っ腹がぽっこり出ている方は

普段から呼吸が浅く

腹横筋をちゃんと使えていません


なので最初は

ショートブレスもロングブレスも

下っ腹はほとんど動かないと思います


でも練習しているうちに

ちゃんと腹横筋が動くようになり

下っ腹も大きく動くようになります


慣れてきたら骨盤底筋も鍛えたいですが

こっちはさらに難しいので

まずは腹横筋に注力してください


3ヶ月、毎日やれば

下っ腹、ちゃんとへっこみますよ

ほんとです


今月のグループセッションは「呼吸」です

 

 

この本をテキストにして、

・呼吸とはなにか、なぜ重要か(あたりまえだけどできてない)

・呼吸筋の鍛え方

などを勉強します。

あたりまえだけど、ちゃんとできていない呼吸。

あたりまえだからこそ、ちゃんと整えたい呼吸。

グループセッション、奮ってご参加ください!

 

ご参加はこちらから!