長尺映画の日本語版収録は丸一日がかり。
なので、お昼ご飯休憩が入ります。
この日のランチは、
オードブル。
鴨のテリーヌ。メイン。
タラのポワレ、セミドライトマトソース。
デザート。
ミント風味のブラン・マンジェ。
おっしゃれ~でしょ?
だって、この日収録していた映画は、『二ツ星の料理人』
三ツ星レストランを目指す人々の話しだったので、ランチも雰囲気を壊さずに、頑張って三ツ星を目指してみました。
因みに、いつもはこんなじゃあーりませんぜ。
私の役は、ダニエル・ブリュールさん演じる、トニー役。
彼を担当させて頂いたのは、6回目かな。
とても好きな俳優さんなので光栄です。
主役の料理人アダム役は、東地宏樹さんが担当。
東地さんと『スーパーナチュラル』以外でご一緒するのは久し振りだったので、いつもとは雰囲気が違ってとても面白かったです。
さて、この『二ツ星の料理人』
既に一度、私のブログに登場しているのですが、覚えていらっしゃる方もいるかしら。
それは、8月に石川英さんと一緒に行った台湾旅行記のブログ。
『機内映画で観た。』と書いた作品です。
あの時既に、この作品のダニエル・ブリュールさんを担当させて頂く事が決まっていたので、
『おっ!ラッキー!事前に字幕版で勉強出来る!』と思っていたら、
なんと、機内映画が日本語版だったのでビックリ!!
昔はよくある事だったんですって。
でも、最近は珍しいそうです。
以前は同じ作品でも、機内版、劇場版、ビデオ版、テレビ版が、全員違う声優。
テレビ版に至っては、放送局が違うと声優も違うなんて事が当たり前だったそうです。
そして、ちょっとぶっちゃけると、機内版が一番、日本語版制作予算が少ないそうです。
なので、機内版はデビュー間もない若手の声優達の登竜門だったそうです。
普段は配役してもらえない主役級の役に配役してもらえるチャンス!
斯く言う私も、『ビッグ・フィッシュ』と言う映画の機内版で、主役のユアン・マクレガーさんを担当させてもらった事があります。
嬉しかったなぁ~。
勿論、DVD版は別の方でした。
この、『二ツ星の料理人』の機内版のトニー役は、どなただったんだろう?
機内で何度も聴きましたし、DVD版収録のスタジオでも質問してみましたが分かりませんでした。
もしご存知の方がいらっしゃったら是非是非教えてくださいませ。
さて、そんな『二ツ星の料理人』のDVDが、昨日リリースになりましたので、どうぞ宜しくお願いします。