改めまして、
『ネオロマンス20thアニバーサリーフィナーレ』ありがとうございました。
イベント終了から数日が経ちましたが、まだ心の ファイヤー! が燃えております。
『15thアニバーサリー』のDVDで『CORONA』を聴いてみたりしています。
やっぱり良い歌。
さて、今回のイベントは、
ミュージックショーがあったり、ドラマの内容が歌詞にリンクしていたり、台詞が歌の間奏や後奏に入ったりと、
歌との関わりが深いイベントでした。
歌の力、音楽の力って本当に素晴らしいですね。
正に、心の琴線をかき鳴らされました。
歌い奏でることで、あんな世界を作り出せる演じ手に早くならなくては。
琴線をかき ‘鳴ら’ されたのは、歌でしたが、
琴線をかき ‘乱さ’ れたのは、やはり保志さんでした。
今回のキャストの最終発表があった時から、保志さんがいらっしゃる事と成田さんがいらっしゃらない事はしっかり確認していたのになぁ、、、。
保志さんファンの皆様、本当にごめんなさい。
分かってはいるのです。
エンディングのご挨拶はきちんと立って聞くべきだと。
分かってはいるのですが、私ごときが、いくら奥歯を強く噛み締めようと、お尻を強くつねろうと、変幻自在の保志さんのパンチには一撃で沈んでしまうのです。
いつの日か、保志さんのパンチに最後まで立っていられる演じ手にもなりたいです、、、。
そして今回、私の心にグサリと刺さったのは、速水さんが仰った一言。
『横一線』
こんなにも嬉しい言葉はありません。
そして、こんなにも恐ろしい言葉もありません。
20thを迎えたネオロマンス。
20thを迎えたアンジェリーク。
20年前にスタートし、ネオロマンスの先頭を走るアンジェリークの、更に先頭の首座であるジュリアス様役の速水さんから『横一線』というお言葉を頂こうとは。
その背中しか見る事の出来なかった先輩が横一線に並んでいる。
横に並ぶことを認めてもらったようで、とても嬉しかったです。
そして、恐ろしい。
『舞台の上では先輩も後輩もない。』
これはよく言われる言葉で、数十年前に俳優座に入団した当時から思っている事です。
でも、その頃の私は、この言葉の意味をこう思っていました。
『先輩だからって遠慮しないぜ。』
しかし数年前、俳優座の先輩から、この言葉のもう一つの意味を嫌というほど叩き込まれました。
『後輩だからって容赦しないぞ。』
先輩の本気の演技は、震え上がるほど恐ろしかったです。
『横一線』
飛び上がるほど嬉しくて、震え上がるほど恐ろしい言葉。
それはつまり、奮い立つ言葉です。
イベント終了から数日が経っても、私の心は奮い立っています。
ファイヤー!が燃えています。
いつの日か、またあの場所へ帰れたら、胸を張って横一線に立つ為に。
笑顔で『おかえりー!』と言えるように。
最後になりましたが、今回もお手紙、お花、色紙、差し入れ等をありがとうございました。
また今回は、誕生祝いも沢山頂きありがとうございました。
お礼は少しでも成長し、お仕事を通してさせて頂きます。
ありがとうございました。