内田夕夜オフィシャルブログ「夕夜のブログ」by Ameba-100529 米子から臨む大山.jpg

5月29日(土)

夕べの鳥取は寒かった~~。

毛布をかけて寝ましたから。

舞台上は暑いので、寒暖の差にビックリです。

和服芝居は特に暑いんですよ。

頭には羽二重を巻いて鬘を乗せているし、着物の中には肉布団を着込んでいますから。

着物を着る場合、ラインを綺麗に出す為に色々着込むんです。

着ない場合もありますが、基本着ます。

だから余計に暑いんです。


でも昨日は、ある意味舞台上も寒かったな。


昨日は、県民文化会館梨花ホールでの公演でした。

ここは舞台面がかなり広い。

奥行きもたっぷりあるし、袖中も深い。

今回の舞台装置を飾っても、かなりの余裕です。

客席からではわからないですが、楽屋側から見ると、広い舞台面に舞台装置がポツリ。

ちょっと寒々しい光景です。


でも、この劇場を使うのは今回が最後だそうです。

次回からは改修工事の終わった市民会館になるとか。

次回鳥取に来られたら、寒々しさを懐かしく思うのでしょうね。



さて、今は米子市にいます。

かにめし弁当を食べながら鳥取市から移動して来ました。

大山がとても綺麗!


今日は、乗り打ちバラシのフルコース。

でも、私達はまだ楽です。

終演後米子泊まりですから。

スタッフさんと演技部仕込み班は、乗り打ちバラシ+移動。

フルコースプラスαです。


乗り打ちバラシとは。

公演地に、乗り込む。

公演を、打つ。

舞台装置を、バラす。

そして今日は、プラス出雲への移動。

大変です。


仕込み班とは。

出演者の新人から数えて何人かは仕込み班と呼ばれ、スタッフさんと一緒に移動します。

公演地に着いたら、スタッフさんや観劇会の会員さん達と一緒に舞台装置を仕込み、公演が始まると演技者として演じ、公演が終わると、また皆さんと一緒に舞台をバラシます。

はっきり言って大変です。


でも、舞台がどうやって出来上がって行くかよくわかるようになるし、各地の会員さん達とお話し出来る機会が圧倒的に多いという長所もあります。

私も仕込み班だった時に知り合った会員さんと今でも連絡を取っていますから。


今回は仕込み班を抜けているので、会員さんと出会える機会が減ってしまいました。

寂しいな。

でも、今日は交流会があるので色々とお話し出来るでしょう。

楽しみです。



そうそう。

鳥取で万年筆を買っちゃった!



ではまた。