ネオロマンスファン感謝祭も終わってしまい、皆さん今は、数字に追われていますか?

はい。この時期がやって来ましたね。

か・く・て・い・し・ん・こ・く。

スタジオでも確定申告の話題に事欠きません。

自分は社会人なんだと痛感する時期。

日々の仕事プラス申告の準備で色々と大変!

でも私は、この時期が嫌いではありません。

何故なら、父の思い出がいっぱい詰まった時期だからです。

領収書や電卓の向こうに亡き父を感じながら日々を過ごしております。



さて、数字の話。

「この人は数字に強い。」とか、「私は数字に弱い。」なんて聞いたり言ったりしませんか。

例えば、友人同士で食事に行って、ワリカンの金額を暗算でパッと言える人がいると、「数字に強い!」と言われたりします。

確かに、その人も数字に強い人なのでしょうが、私の思う数字に強い人はちょっと違うのです。

「数字に感覚がある人。」


例えば。

悪い例えですが、脱税を目的に帳簿を作ったとすると、帳簿上の数字は完璧。

何の問題も無い数字のはずです。

でも、その数字は意味の無い数字。

現実を表していないのですから。


私の思う数字に強い人は、その違和感を感じられる人。

数字に騙されない人。

数字の向こうに人間を感じられる人。

生きている数字を見分けられる人。


車が接触しました。

車が衝突しました。

車が激突しました。

これが言葉の感覚だとすると。


車が10kmで。

車が50kmで。

車が100kmで。

これが数字の感覚。

言葉よりも具体的に感じます。


でも、だからこそ、

コンクリートにぶつかったのか、巨大なプリンにぶつかったのか。

現実なのか、現実みたいな夢なのか。

そこを感じとれる人は数字に強い人だと憧れるし、自分もそうなりたいと思ってしまいます。



家電製品を買おうと思って、オープン価格と書いてあると戸惑ってしまう自分。

この物の正当な価格って?

10万円って高いの安いの?

安いとしても私には必要な物なの?


ちゃんと感じて生きたいな。



ではまた。