あの頃のアジア発(映画「男たちの挽歌」) | 内田也子のブログ

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ちょっと古いアジアの映画と言えば、やはり「ブルース•リー」や「ジャッキー•チェン」そして「キョンシー」くらいしか私は思い浮かびません。


その後「初恋のきた道」に感動MAX(笑)、そして目覚ましい韓国映画の発展で、ぽつりぽつりとアジアの映画も観るようになりました。


1986年の「男たちの挽歌」は

知りませんでした。


午前十時の映画祭14


「男たちの挽歌」


監督、脚本 ジョン•ウー

1986年 香港 96分


ストーリー(キネマ旬報ムックより)

香港の犯罪組織で、ボスの片腕として活躍するホー(ティ・ロン)とマーク(チョウ•ユンファ)のコンビ。ある日、取引に訪れた台湾でホーが敵の罠に落ち、警察に逮捕される。

さらに、仇討ちの殴り込みをかけたマークも、敵の銃撃を受けて足を負傷。




3年後、刑務所を出たホーは、かつての舎弟分シンが組織を牛耳る一方で、マークが落ちぶれた生活を送っていることを知る。


だがホーは、組織の一員である自分のせいで父が亡くなり、警察官の弟キット(レスリー•チャン)も職場で冷遇されていることから、キットの信頼を取り戻すため、組織と縁を切ろうとする。




そこへ、彼を利用しようとシンが接近して来る‥‥。


「100回見ても飽きない映画」

とキャッチーが付いていました?


この映画が公開されると、香港では社会現象になるほどの大ヒットで、香港映画に革命をもたらしたとムックには書いてありました。


本作に魅了されたクエンティン•タランティーノやロバート•ロドリゲスら後進にも大きな影響を与え、世界のアクション映画の分岐点となったそうな。


男の友情と、兄弟の絆、そして犯罪組織から抜け出せないもどかしさと厳しさ。

ストーリーは義理人情を絡め、アクション満載でした。


いや〜時代を感じましたね〜

BGMで煽る感情の昂ぶり

殴り合いの効果音の激しさ(笑)

エネルギーの塊ですかね〜




そして、弟キットの恋人ジャッキー(エミリー•チュウ)は、80年代のアイドルそのものの容貌。


そう、キット役のレスリー•チャンは「さらば、わが愛/覇王別姫」の俳優さんだったのですね。





あの頃のあの時代を

ほんの少し懐かしく感じました。



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