山下敦弘(映画「天然コケッコー」) | 内田也子のブログ

内田也子のブログ

ブログの説明を入力します。

先月、早稲田松竹の山下敦弘監督特集で「カラオケ行こ!」と「リンダリンダリンダ」と一緒くらいに鑑賞した「天然コケッコー」です。


私くらいの年代の女子は、くらもちふさこの漫画が好きだったという人は、案外多いのではないのかな?と思うのですが。


なんか淡く、ほんわかしていて、少女ならではのささやかな夢が描かれているのですよね。(そして男子がカッコイイの♡)


この「天然コケッコー」も、くらもちふさこの漫画が原作で、のどかすぎる(笑)映画でしたね〜♪


海と山と畑しかないド田舎に転校して来た都会の男の子(中学2年)を若い岡田将生が初々しく演じていました。この役、合ってる〜!と私は思いましたが、漫画原作を読まれている方には、いかがだったでしょう?





「天然コケッコー」


監督 山下敦弘

2007年 121分


田んぼが広がる町の分校に通うそよ(夏帆)

ちょっと意地悪な東京からの転校生の大沢(岡田将生)に、彼女は淡い恋心を抱いていく。




中学生3人、小学生3人の計6人しかいない田舎の分校へ転校して来た大沢君。大沢君の母親はもともとこの土地の人らしいのですが、都会で結婚し、離婚して体調を崩し、息子を連れて実家に戻って来たという設定のようです。


最初は心を閉ざしていた大沢君も、段々とこの田舎のペースに馴染んで行くのですが‥‥。





この、田舎の方言をどこかで聞いたことあるな〜と思っていたら、舞台は島根県と知り、なるほど〜と思いました。(テツさんの実家が島根で、親戚の人たちの話し言葉でした)


大沢君が転校して来てから、高校受験が終わるまでの、日常のエピソードが流れて行くのですけれど、ほ〜んと、懐かしくなるような何でも無い日々が、不思議とそれが輝きに満ちているのですよね〜。


中学生の男女が、都会で買ったジャンパーと交換に、キスするって、、くらもちふさこじゃなければ、許せない(笑)けど、なぜか許せてしまう不思議さ、(笑)


隠れ岡田将生ファンの私は、よくぞ岡田くん今まで消えずに役者のキャリアを積んで来たのね、、と感慨深いものがありました。



★ ★