新海誠(映画「すずめの戸締り」) | 内田也子のブログ

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先日、早稲田松竹で「キリエのうた」と一緒に観た、もう一本の映画「すずめの戸締り」です。


私は、アニメ大国日本に居ながら、それほどアニメ映画も見ていないのです。私の中では『火垂るの墓』がベストアニメなので、古い人間なのです。


「すずめの戸締り」は予告を見た時から、早稲田松竹に来るのを待っていました。


だって、猫がしゃべったり、椅子と追いかけっこしたり、とても今すぐにでも見たいとは思えなかったので、、


ところがですね〜、私の職場の同僚の息子さん(高校2年生)が、この映画が好きで4回観に行ったんだそ〜です。

今回、どこにそれほどの魅力を感じたのか?興味がありました。




「すずめの戸締り」


監督、脚本 新海誠

2022年 121分


早稲田松竹1月のラインアップより

扉の向こうには、すべての時間があった。

日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる"扉"を閉めていく少女•すずめ(鈴芽)の解放と成長を描く現代の冒険物語。




やはり、バックの風景とかとても美しいと感じる場面はありました。


しかしですね〜



謎の猫 ダイジンとか




脚が1本取れた椅子とか

アニメチックすぎて、最初ついて行けるかな〜と思いました。




しかし、すご〜くストレートに考えると、


偶然惹かれた人が気になって、廃墟の扉を開けたことにより襲いかかって来る災いを止めようとする"閉じ師"の彼の力になりたいと思うすずめ。


すずめは幼い頃、災害で母を亡くし叔母に育てられているけれど、いつも夢の中で何かを求めて彷徨っていました。


謎の猫の呪い?で椅子に変身させられた、気になる草太(すれ違って道を聞かれただけで気になる存在となった)と、猫を追いかけて旅をするうちに、夢の中の自分と向き合えるようになったすずめは、、


どんなに辛い時にも、自分を支えてくれる存在がいた事に気づくのです。そして、今度は自分が誰かを支える存在になれる、なりたいって思うのです。


ま〜人それぞれの解釈や、感じ方はあると思うのですが、どんなときにも「きっと大丈夫」って、

そんな映画かな〜と私は単純に思いました。


あと、3回観たら

どこの鍵を開けて、どこの鍵を閉じたのか?

もっとイマジネーションが広がるかも知れませんけど、、ね。



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