RIZAP
前回からの続き。
かなり前から保有している銘柄を紹介したいと思う。
今回の株のお話は実はコレを話したくて書いている。
今でこそ有名でおそらく知らない人はいないであろう会社だ。
僕も最初は読み方が分からなくて「リザップ」と呼んでいた。
そう、みんなが知っている「RIZAP」のことだ。
今は「RIZAPグループ株式会社」が正式名称で、僕が持ち始めた時の会社名は
「健康コーポレーション株式会社」だった。
もちろん今でも「健康コーポレーション株式会社」という会社は存在していて、
RIZAPグループのひとつの会社となっている。
当時はまだCMなどもやっていなく、あまり知られていなかったし安かった。
それでいて株主優待も充実していて良かった。
その後はご存知の通り、多くのタレントや有名人、一般人を起用して
ダイエットに成功したCM広告をガンガン打って出ていた。
一気に急成長し、瀬戸社長もメディアでかなり取り上げられていた。
まだ世間に知られる前に少しずつ買い足しをしていた。
その後、ほったらかしにしていた株が何回か分割され、僕の持ち株が一気に増えた。
この時に分割というのを始めて知った。
企業買収をたくさんしていたから傘下に入った会社の商品も株主優待のカタログに並び、
選ぶのがとても楽しみでもあった。
僕は主にプロテインやスポーツ系の衣類をもらっていた。
これはかなり重宝した。
(ちなみに今でも変遷はあるがプロテインはもらっている)
ところがその勢いで次から次へと企業買収を始め、それから少しおかしくなっていく。
多角経営はいいのだが、
「おいおい、そこを買収するのかよ?」
「その会社はオレでも買わないぞー。」
「誰かこのM&Aを止める幹部はいないのかよ?」
と思っていた。
コロナ前に一度だけ株主総会に参加したことがあった。
土曜日だったから行くことができた(株主総会はだいたい平日開催が多い)。
ホテルニューオータニで開催された株主総会にはものすごい多くの株主が来ていた。
みんな僕と同じような今のやり方企業方針に疑問を持っているようだった。
それまでの株主総会は会社の成長曲線の勢いのまま、パーティーのような立食があったらしい。
僕の時は赤字決算だったからそんな豪勢にできるはずもなく、社長は株主の矢面に立って大変そうだった。
しかもこの時に企業立て直しのプロと言われていた某人が会社を辞めることになって、
それはもう完全に見放されたんだと会場は諦めムードが漂っていた。
僕はこの時に上場会社の社長さんは大変だなぁとつくづく思った。
売り上げや決算がいい時はいいが、悪くなると株主からいろいろと質問を受け、
それにいちいち返答していかなければならない。
若くして会社をここまで大きくした瀬戸社長は凄いのだが、暴走してしまったのは
何が原因だったのか?これは上層部にしか分からないことだ。
外部から招へいした企業立て直しのプロさえ見限ってしまったのだ。
赤字決算が続いたから株価も一気に下がっていった。
半分くらい売ろうかなと思ってても、いや、またきっと上がるだろうなどと期待して
いつも裏切られている。
株主優待のカタログも年々薄くなり、いつしかプロテインも無くなったり、
また復活したり、何だか迷走を続けているのは明らかだった。
そんな状態のRIZAPだが、ここにきてまた一気呵成に復活の気配を見せている。
それもきっと多くの人たちが知っているであろう、そう、アレだ。
つづく。
かなり前から保有している銘柄を紹介したいと思う。
今回の株のお話は実はコレを話したくて書いている。
今でこそ有名でおそらく知らない人はいないであろう会社だ。
僕も最初は読み方が分からなくて「リザップ」と呼んでいた。
そう、みんなが知っている「RIZAP」のことだ。
今は「RIZAPグループ株式会社」が正式名称で、僕が持ち始めた時の会社名は
「健康コーポレーション株式会社」だった。
もちろん今でも「健康コーポレーション株式会社」という会社は存在していて、
RIZAPグループのひとつの会社となっている。
当時はまだCMなどもやっていなく、あまり知られていなかったし安かった。
それでいて株主優待も充実していて良かった。
その後はご存知の通り、多くのタレントや有名人、一般人を起用して
ダイエットに成功したCM広告をガンガン打って出ていた。
一気に急成長し、瀬戸社長もメディアでかなり取り上げられていた。
まだ世間に知られる前に少しずつ買い足しをしていた。
その後、ほったらかしにしていた株が何回か分割され、僕の持ち株が一気に増えた。
この時に分割というのを始めて知った。
企業買収をたくさんしていたから傘下に入った会社の商品も株主優待のカタログに並び、
選ぶのがとても楽しみでもあった。
僕は主にプロテインやスポーツ系の衣類をもらっていた。
これはかなり重宝した。
(ちなみに今でも変遷はあるがプロテインはもらっている)
ところがその勢いで次から次へと企業買収を始め、それから少しおかしくなっていく。
多角経営はいいのだが、
「おいおい、そこを買収するのかよ?」
「その会社はオレでも買わないぞー。」
「誰かこのM&Aを止める幹部はいないのかよ?」
と思っていた。
コロナ前に一度だけ株主総会に参加したことがあった。
土曜日だったから行くことができた(株主総会はだいたい平日開催が多い)。
ホテルニューオータニで開催された株主総会にはものすごい多くの株主が来ていた。
みんな僕と同じような今のやり方企業方針に疑問を持っているようだった。
それまでの株主総会は会社の成長曲線の勢いのまま、パーティーのような立食があったらしい。
僕の時は赤字決算だったからそんな豪勢にできるはずもなく、社長は株主の矢面に立って大変そうだった。
しかもこの時に企業立て直しのプロと言われていた某人が会社を辞めることになって、
それはもう完全に見放されたんだと会場は諦めムードが漂っていた。
僕はこの時に上場会社の社長さんは大変だなぁとつくづく思った。
売り上げや決算がいい時はいいが、悪くなると株主からいろいろと質問を受け、
それにいちいち返答していかなければならない。
若くして会社をここまで大きくした瀬戸社長は凄いのだが、暴走してしまったのは
何が原因だったのか?これは上層部にしか分からないことだ。
外部から招へいした企業立て直しのプロさえ見限ってしまったのだ。
赤字決算が続いたから株価も一気に下がっていった。
半分くらい売ろうかなと思ってても、いや、またきっと上がるだろうなどと期待して
いつも裏切られている。
株主優待のカタログも年々薄くなり、いつしかプロテインも無くなったり、
また復活したり、何だか迷走を続けているのは明らかだった。
そんな状態のRIZAPだが、ここにきてまた一気呵成に復活の気配を見せている。
それもきっと多くの人たちが知っているであろう、そう、アレだ。
つづく。