「アンメット ある脳外科医の日記」 | 内田祥文のKeep Hope Alive♪

「アンメット ある脳外科医の日記」



今クールの連ドラは3作品を見ていたのですが、ダントツで良かったのがこの「アンメット」でした。

連ドラの枠を超えたというか、回を追うごとに「これ、映画っぽいな」と思わせるシーンが多くなり、
視聴者側もあの独特な間合いに魅せられていったかと思います。

取り上げている内容も内容だけに重くなりがちなところをうまく描いていました。
脳の様々な病気をあれだけ正面から描いたのにも拍手を送りたいです。
脳の病気で大変な思いをしている人たちがいかにたくさんいるかというのも理解出来ました。

主演のふたりはもちろん、脇を固める俳優陣もそれぞれの味を存分に発揮していたかと。
特に最終回の三瓶先生がミヤビ先生の日記を見るシーン、ここは15分の長回しにして、
三瓶先生役の若葉竜也に特に台本に詳細も書かないでおいて本人に任せたとのことでした。

それと異国でふたりきりのシーンもとても自然体で完全に引き込まれました。

杉咲花主演のドラマをちゃんと見たのは初めてだったので(大河ドラマで見てたくらい)、
役に完全にハマッていて、このドラマを昇華させた力量は凄いなと思いました。

今クールでは最高と言われていたそうですが、ドラマ史にも残るような作品になったかと思います。
それぐらいチャレンジングな演出もしていたし、それに応える俳優陣も凄かったです。

続編は見てみたい気もしますが、あの最後の終わりがいちばんいいのかなと。
いい終わり方だったと思います。

最近はホントに韓国ドラマの凄さに魅了されてばかりでしたが、
この作品はちょっとまた毛色の違う作品で素晴らしかったです。

あいみょんの主題歌が頭から離れないです♪