中島みゆき展 | 内田祥文のKeep Hope Alive♪

中島みゆき展

「中島みゆき展」に行って来ました。
中島みゆきを浴びてきました。

今年は3月に国際フォーラムのコンサートにも行けて、はからずも同じタイミングで、
しかも地元も地元でこのようなイベントを開催してもらえるとは思いもよらずのことで。

できれば平日にゆっくりと見たかったのですが、それはまぁ仕方ないとして、
逆にたくさんのファンの方たちと同じ空間を共有できたのは良かったです。

だってね、わざわざ東所沢まで来るっていうのはよっぽどのファンなわけで。
そんな熱烈な中島みゆきファンと一緒に中島みゆきの世界に浸れるというのは嬉しいことでした。

ちなみに僕は最初にベストアルバムを買って、その後に発売されたオリジナルアルバムは
「夜を往け」という作品でした。
中島みゆきの歴史というコーナーで見たら1990年の発表だったので、そのあたりから
本格的に聴き始めた感じです。
(吉田拓郎への傾倒の方が激しかったので当時の割合的には8:2くらいで拓郎だったかと)

それでも中島みゆきの楽曲というのは常に側にあってギターで弾いたりもしていたし、
当時の僕の曲作りにも影響を与えてくれていました。

若かったし、恋をして失恋した時は(ほとんどがそのパターンなんだけど 笑)、もうね、
中島みゆきの歌ばかり聴いていましたよね。
沁みて沁みて、男の僕にでもこんなに沁みるから女性にはもっと沁みるんだろうなぁと。

だから僕は80年代の失恋の曲たちが結構好きです。
梅雨時のような湿ったものやカラッと乾いた感じで唄い上げるあの両極端さが魅力かと。
振り幅が広いんですよね、だから多くのファンがいるんだと思います。

会場中が当然のように中島みゆきの世界で、僕よりも上の世代の方たちが多かったです。
まぁ僕も古い世代の方に入ってしまうのかも知れませんが(笑)
会場で流れている曲はこの日に来た人たちがリクエストした曲が順番に流れていきます。
しかもレコードでヤマハのスピーカーからでした。
土曜日だったせいか出る時はリクエストした曲が流れるのは90分待ちになってましたね。

でね、「ファイト!」が流れた始めた時にそのコーナーの場所に多くの人たちが
集まってきてじっくり聴き入るわけです。
僕もその中のひとりだったんですけどね、座っているおばさん(失礼!)が
涙をぬぐっているのを見て僕も目頭が熱くなっちゃって・・・。

その他にも言葉の森というコーナーでは歌詞がたくさん、それこそ森林のように
上から吊るしてあって、それがいちいち刺さってきて涙腺緩みましたねぇ・・・。
なんなんでしょうね、中島みゆきの持つ言葉の力っていうのは。

入口は「時代」でしたが、最後は「誕生」で締めくくられていました。
これは誰もが納得じゃないでしょうか。
「誕生」も泣けるし・・・。

今年はもうコンサートに行くことになってたからずっと中島みゆきを聴き続けていて、
今も聴いているんですけど、今まで触れてこなかったアルバムも買って聴いていこうかなぁと。
改めて中島みゆきの世界に入っていこうかなぁと思っています。
(と言いつつも、拓郎の6月の企画盤も待ち遠しいのですが)

6月23日まで開催ですから、ご興味ある方は是非♪









ホントこれ、瀬尾一三との出会いは大きかったと思います。
ここにも書いてありますが、瀬尾一三との出会いの前後で大きく違うかと。




ここがリクエストコーナーで多くのLPレコードが展示されていました。
この前に腰掛けのベンチがあって聴いていたい人はいつまでも聴くことがOK




言葉の森









多くの歌手や俳優からもカバーされていて、パネルをめくると誰がどの曲をカバーしたか
分かるようになっていました。