「社長って何だ!」 丹羽宇一郎 | 内田祥文のKeep Hope Alive♪

「社長って何だ!」 丹羽宇一郎



本書は帯にもありますが、社長のみならず、部長さん、課長さんなどの
ポジションにいる人に向けられたものです。

会社組織向けのビジネス本ではありますが、部活等の組織でも活かされるかと。
上司と部下、先輩と後輩、そういう関係であれば一読の価値ありだと思います。

著者は、元伊藤忠商事の社長さんです。
大きな総合商社としてITOCHUは世界に知れ渡っていますよね。
CMでもよく見ます。

人を動かすことは大変ですし、人を育てることはもっと大変です。
それでも組織を動かしていかなければ会社は回らないし、会社の利益も上がりません。

人の上に立つということは、それなりに人柄があることだと思うのです。
なおかつそれを続けていくには「心の在り方」が問われるのだと。
これは先日読んだ稲盛和夫氏に通じるものがあります。

利益、数字はもちろん大切ですけれども、今の仕事で働いている喜びや
社会貢献みたいなものを感じていくことの方が幸せを感じます。

会社に携わっているみんなが、今の環境にやりがいを感じてくれているなら
僕自身も嬉しい限りですが、まだまだ、もっともっとうまく回せないかなぁとも思いますし・・・。

本書にもありましたが、社長というポジションはやっぱりやりがいがあります。
日々いろんなことが起こります。
それは先日の川田利明のラーメン店でも予想もしないことが起こることは
覚悟しておいた方がいいと書いてありました。

どの業種、お店でもそうだと思いますが、そういう予想もしない出来事に
どう対処してどう動かしていくのか。
その時点で即断即決しなければならないですしね。

その決断次第で状況は一変しますから、まぁ、そういうのは経験則みたいなのが出来てきます。
失敗は次につながるし、だからこそ失敗は活かさなければいけません。
まぁ、失敗の程度にもよると思いますが・・・。

会社の経営者、組織を引っ張るリーダーはたくさんいます。
これは本当に十人十色だと思います。
どれが正解かは無いのでしょうが、やっぱりそこは結果も問われるし、
業種によっては結果だけでなく、道のり、過程もすべての面が問われますよね。

僕もまだまだ先は長いです。
日々是修行、日々是精進ですね。

いろいろありますが、また明日から頑張っていこうと思います。