「見た目が9割」http://ameblo.jp/uchiawase/entry-10611410653.html


とは相反するテーマかもしれませんが、


コミュニケーションをさらに深める手段として


「言葉」が重要であることに異論はありませんよね。



石渡英敬「営業力とは、影響力」ブログ

いま、世の中には成功哲学についての本や、


脳科学についての本があふれています。


「ワクワクしよう」とか、「脳をだます」「脳を勘違いさせる」とか。


それらのメッセージがすーっと理解できて、


「よし、やってみよう!」と思える人はいいんですよね。


私の場合、なんとなくしっくりこないんですね。


「ワクワクする」とか、なんとなくわかるんですけど、


でもなんとなーく生理的に受け付けないような


感覚をもってしまうんです。


そしてうっかり「ワクワクできない自分はダメなのか?」


と思ってしまいそうになったりもします。


石渡英敬「営業力とは、影響力」ブログ
そしたら、昨日中学、高校、大学、そして今の職場まで


すべて一緒な2歳上の先輩と話していて、気が付いたんです。


その先輩も「ワクワクできない」らしいんです。


よかった!私だけじゃなかった。


救われました。


そこで考えました。


「ワクワク」とか、「脳を勘違いさせる」とか、


という言葉の問題だろう、と。


ぼくやその先輩がこれまで過ごしてきた世界からすると、


「脳をだます」と言うよりも、


「仮説をもって、検証する」 


と言った方がしっくりくるんですね。



エジソンも仮説の検証を繰り返して電灯を発明した。


ランプの時代に「いや、電灯ができるんだ!」と


自分の脳みそだまして結果がでるまで検証を続けたんでしょうね。


エジソンの偉業を想像すれば、


そこに「ワクワク」という表現に違和感を感じることに


正当性がでてくる気がして


今はやりの「ワクワク」ができない自分としては、


ちょっと救われたのでした。



石渡英敬「営業力とは、影響力」ブログ


言葉には気をつけましょう。


伝える時も。受け止める時も。


表面的な意味だけにフォーカスしてしまうと


残念な結果を生みます。


生い立ちや育ってきた環境、受けた教育、くぐってきた修羅場などなど


みーんなまったく違う者どうしがコミュニケーションするわけですから。



相手が伝えたいメッセージの本質を


感じる力、聴く力を鍛えたいものです。