第65回 いたばし花火大会・第71回 戸田橋花火大会(2024) | 打ち上げ花火

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昨年ナイヤガラの火事で途中で中止になってしまった いたばし花火大会と合同開催の戸田橋花火大会。

今年はいたばし・戸田橋ともに「荒川放水路通水100周年記念」というタイトルが付いている。荒川放水路とは岩淵水門から下流の現在の荒川の流路のことで、それ以前は隅田川が荒川本流であった。地図で見ると中川と不自然に平面交差していたりなど、人工的に掘られた流路であることが分かる。これだけ大規模な人造水路にトンネルを掘るのは危険なのか、放水路部分にはトンネルは一切存在せず、地下鉄も一旦地上へ出て橋梁で渡っている(埼玉高速鉄道が唯一トンネルで潜っているが、これは岩淵水門より上流の旧来の流路である)。
今後行われる北区花火会(9月28日)や川口花火大会(11月9日)にも、同じように「荒川放水路通水100周年記念」と付くのではないだろうか。

今日はゲリラ豪雨の予報は出ていないので安心だが、日差しが強烈で暑い。少し早めに出て現地に17時前に着く。早くも無料エリアはほとんどがシートで埋まっている。最上段で三脚立てられる場所を何とか見つけた。

現地では当日券の販売が行われおり、長い列ができているが、今回は17時過ぎに完売してしまったようだ。

 

当日券売り場(17時頃)
 

日差しが強い中2時間は待っていられないので、場所取りした後あちこち見て回る。
 

有料席。入場は17時からなのでまだ誰もいない。芝生内にナイヤガラのセットが見えるが、かなり短くなっているのが分かる

 

18時近くなり、日も傾きようやく少し涼しく感じるようになってきた。入場者も増えて賑やかになって来る。
 

蓮根駅方面からの大勢の観客がやってくるようになる(18時頃)

 

戸田橋寄りの無料席(18時頃)
 

平面の野球場はまだ若干余裕ある(18時30分頃)。ここはナイヤガラは全く見えないし、終了時混雑防止のため退場制限が掛かる

 

夕日がきれいだ(18時40分頃)

 

19時過ぎから区長他の挨拶の後、カウントダウンで花火が上がる。今回陣取った場所はスピーカーから遠く、アナウンスがよく聞こえない。
 

毎回明るいうちに始まるオープニング。夕焼けと花火、なかなか美しい組み合わせだ

 

 

今回は戸田側単独の音楽花火であっても、いたばし側でも同じ音楽を流している

 

 

写真には写ってないが、朝霞市民まつり「彩夏祭」の花火も遠くに見える。今年はきちんと開催されて何より。また、幸魂大橋沿いの笹目線35号鉄塔の遥か遠方にも別の花火が見える。どこの花火だか分からないが、その方向を辿っていくとムーミンバレーパーク「メッツァ」(飯能市)だろうか。しかしここは32kmも離れているので、どこかの自治体の夏祭りで花火を上げているのかも知れない

 

うはぁ、目玉の1つ、15号千輪の頭が欠けてしまった

 

 

 

 

フィナーレ 毎度お馴染み真っ白下手糞写真

 

4:13からの10発は芸術玉(敬称略)
昇朴付 八重芯大ダリア(東京・細谷圭二)
昇朴付 分砲小割二段咲き(新潟・本田正憲)
昇曲付 八重芯金丹紫光(静岡・田畑朝裕)
昇朴付 キラキラ万華鏡(茨城・野村陽一)
昇朴付 晩夏の轟き(新潟・阿部正明)
昇朴付 幻想花(長野・那須野大)
昇曲付 茜空(秋田・小松忠信)
昇曲付 八重芯点滅菊(茨城・山崎智弘)
昇曲付 大万華鏡(愛知・磯谷尚孝)
昇朴付 八重芯寂錦冠先錦紅緑点滅(山梨・山内浩行)
先週の立川と同じメンバーだが、玉は異なっている
6:38~ ポケモン花火

 

これまで中休み前だったナイヤガラはラストに回った。最後なら火事になっても大丈夫(笑)いや決してそんなことないが、昨年の教訓から日本最長級だったのがかなり短縮されてしまったようだ。戸田橋寄りの無料席からはほとんど見えなくなってしまった。あれ、ナイヤガラどうしたの? って感じであった。

 

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今年は中断することなく最後まで開催できたいたばし花火大会。今年は戸田橋側とシンクロしたためか音楽花火が増えたように思う。ナイヤガラが短縮されてしまったのは残念だが、来年も楽しみだ。