改元記念・川口市中核市移行1周年記念大会。
初開催となる川口花火大会へ行ってきた。第1回とあるが、公式サイトによるとかつて52~59年の8年に渡って「荒川納涼花火大会」として行われていたらしく、60年振りの復活なのだそうだ。玉数7,000発、結構な規模だ。プログラムを見ると音楽花火ばかりなので、会場ではなく対岸の都内側から見ることにした。17時過ぎに荒川土手へ辿り着くと、既にかなりの人が場所取りしているのに驚く。
空いている場所に陣取る。会場側を望む。目の前の木がやや気掛かりだ。木のない部分は既に人で埋まっている。
対岸の拡大。打ち上げ筒が見える。背が低いので3号玉程度か。背後は有料席。空席が目立つ。
見渡すと三脚を構えた人が多く、初開催なだけに期待は大きいようだ。
南東寄りの結構強い風が吹いている。こちら側からだと4時方向から吹いているが、会場側の無料席はやや風下になりそうな感じ。日が落ちると肌寒くなる。ジャンパー持ってきてよかった。打ち上げは18:30から。今の季節、その時間はまだ明るい。本当に始まるのかな? とのんびりと準備していたら、本当に上がり始めたので慌てて録画を開始する。
15あるプログラムのうち14が音楽スターマイン。2番目に唯一単打があるのだが、まだ明るいので音がするだけでほとんど見えない。
花火も音楽に合わせたためか、余り迫力がない。対岸では音楽はほとんど聞こえない。むしろ近くをひっきりなしに走る電車の音がうるさいほどだ。しかも各プログラムの間合いが凄く長い。体感で5分くらい空いてるように思えた。開くのであれば間に単打を入れるなりしてもう少しテンポよく上げないと見ている側もつまらないのではないだろうか。
最高5号玉くらいか、用地の都合で大玉は無理なようだ(隣の戸田は10号も上がるが、毎回打ち上げ現場背後の土手を立入禁止にしている)。
ちょっと豪華な花火が上がった。対岸にはアナウンスが聞こえないので、「もう終わり?」とか「まだあるでしょ」だの周囲から話し声が聞こえる。しばらく待つ。もう上がりそうにないので、本当に終わったようだ。フィナーレにしては盛り上がりに欠ける花火だった。
初めての開催なので中身が今ひとつだったのは仕方ない。「こうのす花火大会」のように、短期間で小規模だったものが県内最大の花火大会にまで発展した例もあるので(施工業者もここと同じ本家神田煙火工業だ)、今後の飛躍を期待したい。