今年は雷雨に見舞われず良い花火日和であった。
今回はEOS 6Dで終始動画のみ撮影した。しかし失敗に終わった。
まずマイクを忘れたため内蔵マイクでのモノラル音声になってしまった。しかも7Dと6Dは録音の挙動が異なり、6Dでは大きな音が連続すると音量がかなり絞られてしまう。音量もマニュアルで録らないと駄目か。花火の場合マニュアル音量調整は極めて難しい。何しろダイナミックレンジの差があり過ぎるので、レベルを小さ目に録ると会場の歓声などが飛んでしまうし、大き過ぎると音割れを起こしてしまう。
場所の選定もまずかった。花火そのものを撮るには最高のポジションだったのだが、近くで発電機が回っており、その音ばかりを拾ってしまっていた。音にも気を配らなければならない動画の場所選びは写真より難しい。
もう1つの失敗は、プロテクトフィルタを付けたままだったので、強い光を放つ花火がフィルタに反射してしまっている。筆者はこれまで常にプロテクタは付けたままで撮影してきたが、花火のときは撮影直前に外すべき。
またビデオ雲台を使っているにも関わらず、結構カクカクしている。ビデオ雲台だからと過信してしまってはいけない。
まだまだ修行が足りない。今後の改善せねばならない課題は多い。
EOS 6D + EF24-70mm/f4L IS USM
ISO1600 f4 ss1/30