★たくましく生きる。 | リアルウォーターボーイズ内村とんの“泳ぐことは自分を知ること”

★たくましく生きる。

泳ぎ納め&仕事納めに加えて、

釣り納めもしてきた内村ですニコ


最後の最後に、10キロクラスのヒラマサが掛かりましたが、

痛恨のライン切れ~あせる

もう泣いちゃう~・・・えーん


ラインに傷があったようで、詰めが甘かったです(クスン↓)

来年こそ、ビッグフィッシュ釣りたいと誓う、

2022大晦日ですパー


。。。。



今年の水泳レッスンでは、

どんな話を一番したかなあ・・・

と振り返ってみました。


やはり、一番話したことは、

「うまくいかなくても、なんとかしてみようビックリマーク

かな。



水は、揺れるし、流れるし、波も立つ。

普段、陸上生活をしている人間にとって、

これは少々不安な要素。


でも、水はこれが普通。

困っちゃいますよね。

そしてこの水を扱うのが水泳なんです。




「どうやったら、曲がらずに泳げるの?」

と考えている方も多いのですが、

そもそも、曲がらないことが不自然。

なので水泳は、

「泳げば曲がるので、

どうやって戻せるのか?」

なんですよね。



同様に、

「どうすれば沈まないの?」

と聞かれれば、

「浮き沈みこそ、水なので、

まずはその両方を受け入れてみてね。」

が本質なわけですほっこり



泳ぐということは、

流れたら流れて、

浮き沈みしたら、自分も上下し、

それを受け入れて、

なんとか元に戻しながら進んでいく。

これが泳ぐという事なんです。



水泳=正しい息継ぎやフォームで泳ぐこと

と思っている方が沢山います。

確かに、そういう一面もあるかもしれませんが、

泳ぐ事の本質は、

波や流れや水しぶきなど、

アンバランスで不規則にユラユラしている水の中を、

身一つ、水と同調しながら進んでいくこと

なのだと僕は思います。



今年、オープンウォーター日本選手権を観戦しました。

どんなトップ選手でも、波、風、流れのある海では、

曲がるし、沈むし、飛沫かぶりまくりですあせる


腕の正しい角度とか、

息継ぎの正しいタイミングとか、

そんなこと言っている場合ではないのです。


波、風、流れ、カモンベイビー!!

全部受け入れて、身一つで10キロ先のゴールを目指す。

これぞ泳ぎだDASH!

というのを、まざまざと見させていただきました。



初心者の子供。

今年もたくさん来てくれました。

何か一つうまくいかないことがあると、

その度に立ってしまう子。

沢山います。



でも、そこで、教えてあげるのです。


「水泳はね、途中でうまくいかない事があっても、

元に戻せればマルだよ。

だから、ちょっと失敗した!

と思っても、次で戻して、

まずはあっちまで行ってみようねニコ


もう、何度こういう話をしたかわかりません。


いざ25m挑戦ビックリマーク

息継ぎの時、隣で泳ぐ人の水しぶきがかかり

ちょっとバランスを崩してしまった・・・

でも、そこですぐにあきらめず、

アタフタしたかもしれないけど、

次の息継ぎでなんとか立て直して25m泳ぎ切った!!


「おおお!!!頑張ったね~合格

途中で戻せたね~合格

水泳はねえ、戻せればマルだよ合格

こう言って僕はギュって抱きしめてあげますキスマーク



僕も指導者なりたての頃は、

ただただ盲目的に、

フォーム的な事を教えていたように思います。



でも、教える事を30年以上も続けてきた今は、

やはり水泳を通じて、たくましく生きる知恵と自信を

身に着けてもらいたいなあと思っています。



ウイルス、紛争、自然破壊・・・

自分ではなかなかコントロールできない事が多い世の中、

水泳を通じて一人でも多くの方が、

元気に笑顔になってもらえればなあと願っております音譜


それでは今年も、残り10時間を切りました。

皆さまも、どうぞ良い年をお迎えくださいラブラブ

 

 

2022.大晦日