「江戸咎人逃亡伝」伊藤潤著 21 あわや! | Ashlyが歩けば Ⅱ

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江戸咎人逃亡伝 [ 伊東潤 ]

江戸時代は、戦は止み、鎖国して芸能や絵画などの文化が花開いた時代と、良いイメージを持っていました。

でも、やっぱり庶民は、特に一方的に咎人と定められた日には人権なんてものは無く、むごい結末があるのみ、、、。

 

佐渡金山 日本海に浮かぶ孤島 逃げ出そうとすれば、二重三重の監視や飢えた犬から逃げられても海の藻屑となる運命。

それでも杢之助は亡き主君の汚名を晴らすべく、生きるために海に飛び込み島抜けを試みる。

 

吉原 画家の父親が保証人になったばかりに吉原に売られた花魁の春日野。

絶対に逃げられない屋敷の配置図、嫉妬から来る仲間の密告。

一度は吉原の外に逃げられても、必ず追捕人がどこまでも追いかけて見つけ出し、連れ戻されて容赦ない折檻、、。

忍術でも使わないと、この苦界からは逃げられない。

 

秋田のとある藩に恐ろしい若殿様がいた。

些細な罪を犯した咎人をいったん山に解放した後、兎や鹿を追うように家来に追わせ成敗させていた。

一日として生き延びた罪人はいなかった。

殿のお気にいりの鷹が突然死し、その罪を負った鷹匠の又兵衛も山に放たれた。

しかし、又兵衛は山の知識と頑健な身体を持つ元マタギだった。

一日逃げおおせた又兵衛に、殿の血がたぎり、やはり元マタギの案内人と手練れの家臣と共に山に分け入っていく。

特に、又兵衛と残忍な殿の追いつ追われつは迫力ありました。

 

あわや家庭内事故になりそうでした。

台所仕事をしていた時、片足がスルーッと滑って転びそうになったのです。

冷蔵庫の取っ手につかまって転倒の難を逃れました。

あのスーパーのサッカー台の上にロールで置いてある薄いビニール袋が床に落ちていて(私が落としたんだけどね)、それに気が付かず踏んで滑ってしまったのです。

足の裏に、今までに体験した事のない滑らかな感触がしました。コワイ。

人生で一度っきりのアイススケートリンクの滑らかさでした。

(もう少しで滑れそうな気がしていた時に、次女が転んで骨折して大騒ぎになり、母の私のスケート体験もそれきりでした)

皆さまも気を付けて下さいね。

 

 

 

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