6時半、ホテルの窓より モルゲンロート。
朝焼けのアルプス
昨日の雪では積もるのではないかと思いましたが、天気は上々。
雪は山と畑にしか残っていませんでした。
諏訪大社4社巡り行きます。
当初は列車とレンタサイクルのつもりでしたが、レンタカーを延長しました。
諏訪大社と言ったら、寅年と申年に行われる御柱祭。
起源は平安時代より前のようです。
柱は樹齢100年から150年のモミの木。
遠い未来の為に木を植えて育てるのですね。
最初に訪れたのは下社春宮。
神楽殿のしめ縄は出雲大社みたいです。
御柱はそれぞれの方角の四隅にあります。
前側の2本は目につきやすいですが、後方の2本は見落としがちです。
彫刻やしつらえも美しい。
正面の鳥居から伸びる参道の真ん中にある下馬橋
オリジナルは室町時代で、春宮では一番古い建築物。
少し足を延ばして万治の石仏へ。
「万(よろず)、治まりますように。」と唱えながら願い事をしながら3回りし、「万、治まりました。」と言うのがお作法です。
御柱祭の案内展示と体験ができるおんばしら館。
今でも昔の道具で切り出される御柱。
御柱に穴をあけて括り付ける大繩も手作業で作られます。
実物の古い御柱
御柱はお札になったりリユースされているそうです。
プラス200円で、ビデオを見ながら、またがった丸太の傾斜が上がっていく体験できます。
たったの4秒です。
ニュースで衝撃的な画像を見ますが、たったの4秒程度だって。
けが人が出るのは当たり前なんだって。
次は下社秋宮
奥の駐車場にあるかっこいい銅像は、金刺盛澄、、知らん。
熱々の温泉が出る手水があります。
狛犬は青銅製。
拝殿
彫刻の技術など、春宮と競ったそうです。
諏訪大社の紋のデザインの素は梶の木。
形が桑の葉に似ています。
上社に移動します。
茅野市になります。
駐車場の看板は本宮と同じように大きかったけれど、坂道を大分歩いて、、あれ、これ?
と思ったひなびた前宮の拝殿。
日当たりが良く、豊富な水眼の水があり、ご祭神が最初に居を構えたとされ、諏訪信仰の発祥になりました。
いずれも、階段に加えて御柱を移動しやすいようにゆるい傾斜の坂があります。
柱は14~15mもあります。
ラストは諏訪市で諏訪大社本宮です。
その前に、左手にあった法華寺に寄りました。
織田信長が武田征伐のときに陣を置いた寺です。
ここで信長が、多くの武士の面前で明智光秀を打擲して恨みを買ったとされる舞台です。
武田信玄の墓碑があるらしいのですが見つけられず。
こちらは吉良上野介の孫であり後継ぎだった吉良義周のお墓。
赤穂浪士の変の時、19歳だった義周は振る舞いが武士らしくなかったと、生き残りましたがここに流され病弱だったので21歳で亡くなっています。
向こうに見える苔むした石は硯石。
上部がくぼんでいて常に水があるので硯石。
明神が天降り給う所と云われています。
迫力の龍の手水
幕末の名力士 雷電為右衛門像。
今のお相撲さんよりシュッとしてますね。
本宮の御柱
拝殿
目立たない奥の御柱
午前の半日で、4社巡り達成しました。
フライドチキンのお供を教えて!
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