長女のマンションから50分位歩いて小石川植物園に行きました。
閉じている分館の門に着きましたが、そこから正門までが、、長い!
植物の研究・教育を目的とする施設です。
日本最古の近代植物園ですって。
なんと前身は、1684年に徳川幕府が設けた小石川御薬園で面積は48.880坪、都会の中の森です。
研究施設ですので、クリスマスオーナメントとか商業的なモノはございません。
木も草も伸び伸び育っている感じです。
銀杏の手前は、精子があることが発見されたソテツです。
メタセコイアの林
季節柄(一番入園料に見合わない時期だと思います)、ところどころに紅葉の彩り。
薬草の分類標本園
徳川吉宗が目安箱に入っていた町医者の提言を受け入れて貧困者の為に作った小石川養生所の井戸です。
水質の良い水だったようです。
40名から170名の患者がいたそうです。
その町医者は時代劇 赤ひげ先生のモデルです。
日本庭園もおおざっぱな感じ。
錦鯉は泳いでいました。
旧東京医学校本館
中には入れません。
これは何に見えますか?
形と色、、刻んだ字もちょっと見えます、、、。
さつまいもです。
日照り飢饉でも民の飢えをしのぐために、青木昆陽が試作していた甘蔗=さつまいもの記念碑です。
伸び伸び育っている木々。
温室も地味です。
世界中の熱帯の植物、絶滅危惧種も植えられています。
紅葉のプロムナード 茶色っぽくなりました。
メンデルが実験に用いた由緒あるブドウの分株
お隣には、ニュートンの生家にあったリンゴの木の枝を接木したニュートンのリンゴもありました。
理学部植物学教授 柴田博士の記念館
これだけの範囲に日本のシダ類130種があるシダ園
正門近くの本館はとてもかわいい建物でした。
縦長のガラスの向こうに螺旋階段が見えます。
昭和14年の完成で、研究室や標本など収納されています。
未公開ですが、当日は何やら集会があるようで学生が集まっていました。
急ぎ足で一周して1時間位でした。急いで帰宅せねば。
植物園を出て春日通りにぶつかる手前、筑波大学の前にあるアート作品に目を奪われました。
ドイツのカイザースラウテルン市との姉妹都市提携で記念にいただいたようです。
素晴らしいパブリックアートでした。
クリスマスに向けて準備していることは?