最近おもちゃと芸術品の境目が薄くなってきている気がする。
と言うより、おもちゃ(トイ)と呼ばれる物のクオリティーが上がり、もう芸術品(アート)の域に達しているのではと思う物が多いからだ。それこそアート・トイと呼ばれるジャンルもあるくらいだし。元々日本の物のデザインやディテイルには目を見張るものがあり(特にガチャガチャ!)最近では日本以外で作られる物も負けず劣らず良品がある。その中でお気に入りの2つのデザイン会社をご紹介。
「 Super Plastic 」
アメリカ発プレミアムフィギュアを制作する Kidrobot 創設者・Paul Budnitz と伝説的トイアーティスト・Huck Gee が立ち上げた会社だ。こちらのプロダクツは単なるおもちゃではなく、ポップカルチャー、ストリートアート、ファッションを融合させた芸術品とされており、箱にも “ THIS IS ART NOT A TOY “ と表示されている。
グロテスクな作品も多いのだが、自分は大人しめのネコ?キツネ?作品が好きだ。
「 Pop Mart 」
2010年に設立された中国系のこちらはオリジナル作品の他に漫画やアニメ、ディズニー、DCやWBなどの大手とのコラボレーション作品を手がけている。多くのプロダクツはシークレットボックスになっており、日本のように自販機での販売も行っていて、自販機が少ないアメリカではとても珍しいと思う。
自分はオリジナルの VITA シリーズや Molly シリーズが好きだ。
( 左 - Vita 中央 - アーニャ・Spy x Family 右 - Molly)
大きさは大抵のものが8cm位なので、大きくもなく小さくもなく。飾るのにもちょうど良い大きさなのも気に入っている。日本のガチャガチャほど奇抜だったり、シュールなデザインではないものの、可愛くおシャレな物が多いのもポイントが高い。