和食と並ぶくらい好きな韓国料理、その中でもスープ系は外せない。大鍋で時間をかけて作られるスープは素人には到底真似できない、コクと旨味でいっぱいだ。
店により味も違うのだが、この店ではこの料理は外せないというのが、ここ数年で増えた。
マンハッタンのコリアンタウン、32ストリートの5アベニュー近くにある「 Gammeeok 」
漢字表記が甘味家となるが、決して甘味処ではなく韓国料理店だ。
1990年創業の老舗店で、この店舗に移る前は6アベニュー寄りで、いかにも老舗といった店構えだったが、新しい店舗は広くなりもっとポップになった。
ここで必ず頼むのがソウロンタン、牛骨スープだ。白く濁った濃厚スープは見た目に反して、そのままだと骨から出る旨みのみでとてもあっさり。塩を足し、ネギと入れて自分好みに完成させる。全く辛くない韓国料理の一つ。中には薄切り牛肉と素麺と白米が入っている。自分は白米は別が良いので、いつもサイドで頼む。この店では、パンチャンと呼ばれるおかずはキムチとカクテキのみ。ここのカクテキは辛すぎず硬さが残った大根でとても美味しい。そのカクテキをおかずにひたすらにスープを食す。陶器の器(トゥッペギ)に入ったスープは時間が経っても暖かく、底に残った時は器を傾けて(手に持つには重すぎ)残さずいただく。24/7 営業なのもありがたい、行きつけのお店だ。