26日午前9時20分ごろ、埼玉県川越市今成2丁目のJAいるま野田面沢(たのもざわ)支店から「現金輸送車が襲われ、警備員がけがをした」と110番通報があった。県警によると、男が警備員の男性(35)からバッグを奪い、拳銃を発砲して逃げた。男性は右足を負傷し、病院に搬送されたが命に別条はないという。バッグに現金は入っていなかった。県警は強盗傷害事件として調べている。
川越署などによると、現金輸送車は日本通運の所属で、同社の男性警備員2人が乗っていた。同支店の入り口に到着したところ、いきなり男が警備員に襲いかかり、バッグ1個を奪い取った。さらに男は警備員に向けて拳銃を発砲し、バイクで逃走したという。バッグの中には同支店へ届ける書類が入っており、現金はなかった。もう1人の警備員の男性(26)は無事だったという。
男は40代前後で、白いヘルメットをかぶり、マスクをつけていたという。
また、現金輸送車近くには男が残していった段ボール箱が放置されていた。爆発する可能性もあるとして、県警の爆発物処理班が現場から撤去し、中身の確認をしている。
事件発生後、建物の外にある防犯カメラの映像を見たというJA支店の男性職員(27)は「マスクをした男がバイクに乗り、支店の北の通りを西側の方向に逃げて行った。バイクのかごにバッグが入っていた」と話した。
