底辺たちの肥溜め
パチ屋
底辺の肥溜めとはいえ
俺はすべての客を嫌っているわけではない
玉やメダルを交換した後にレシート渡したり
島内ですれ違うときに避けたときなど
軽い会釈してくれたり
ありがとうって言ってくれたりする客がいる
そういう客に出くわすことは滅多にないが
パチ屋の客層なだけあって
「ええ客だな〜」
「いっぱい出玉かっさらってくださいね〜」
ってな感じで些細なことでプラスの感情が湧いてくる
パチンコ業界の暗い部分ってのは
実態がギャンブルであって
そんなギャンブルに溺れる人たちがいるのが大きな原因だと思ってる
客が皆、人並みのモラルとマナー、感情を持つだけで
パチンコ業界のイメージは変わると思うんだよね
まぁ、そんな未来は決して訪れません(笑)
あと、定年退職して暇つぶしにパチンコやってる「お客様」がいるんだけど
あまりパチンカスという印象を持たない
というか、全くそんな印象はない
彼は基本的に毎日2万円ぐらい溶かしてるわけだが
たまに収支がプラスになると
投資額のみ特殊景品に交換して
プラス域になった分は基本的にタバコに交換している
ATMの利用明細を見せてくれたのだが、
預金残高の桁の数が尋常ではなく
腰を抜かしそうになったぐらい金があって
暇すぎて仕方がない
「遊技場」に暇つぶしの「遊技」をしに来ているだけ
軽い文句は言うが、イライラせず遊んでる感じ
「周りの客の顔見てみろ、働きたくねぇって顔してるだろ?」
「あの客見てみろ、口から魂抜けてるぞ?死ぬんじゃないか?」
「こんな所(パチ屋)に就職するなよ、自分の子供に胸張れる職に就かないとだめ」
「あのオッサン毎日同じ服着てるぞ」
「金は腐るほどあって俺は勝ち組、パチンコは毎日負けてるけど」
そんな声を俺に掛けながら毎日負けて帰ってる。
彼のような印象の良い客にこそ還元されるべき。

