今週のドル円は、152〜154円の狭いレンジを上抜けたことで戻り局面となった。戻り高値は155.64円付近で、一週間の値幅はおよそ3.02円。レンジを放れた割には上値が重く、クロス円が戻り切れないことが重しになったとみられる。今週はドルが強かった分、ユーロ円やポンド円の戻りが鈍かった。
日足を見ると、ユーロドルやポンドドルはそろそろ調整高の局面を迎えそうだ。その影響でユーロ円やポンド円が戻れば、ドル円の戻り局面も続きやすい。156円台くらいまではあっても不思議ではない。
一方、トランプ大統領は、米連邦最高裁で敗訴が確定した相互関税に代わり、新たに10%の関税を発動する方針を示した。昨日の株式市場を見る限り、大きな混乱はなく、市場もトランプ大統領の“やりたい放題”に慣れつつある印象だ。
来週は、そのトランプ大統領による一般教書演説が予定されている。市場への影響は限定的とみられるものの、何を言い出すか分からないため注意は必要だ。また、25日には豪消費者物価指数が発表される。1月下旬から豪ドルは強含みで、今週も最強通貨だった。豪準備銀行は利上げサイクルに入っており、インフレ率が高止まりすれば豪ドルは一段高となりそうだ。

2月22日からの一週間の主な政治経済イベント
—【23日】—————————————————————
NZ小売売上高(4Q)
スイス生産者・輸入価格(1月)
独ifo景況感指数(2月)
ウォラー米連邦準備理事会(FRB)副議長 講演
米製造業受注(12月)
米耐久財受注改定値(12月)
ラガルド欧州中銀(ECB)総裁 講演
休場:日・中
—【24日】—————————————————————
中国最優遇貸出金利
コッハー・オーストリア中銀総裁 講演
グールズビー米シカゴ地区連銀総裁 講演
コリンズ米ボストン地区連銀総裁 挨拶
ボスティック米アトランタ地区連銀総裁 講演
米住宅価格指数(12月)
米S&Pケースシラー住宅価格指数(12月)
米消費者信頼感指数(2月)
ウォラー米連邦準備理事会(FRB)副議長 講演
バーキン米リッチモンド地区連銀総裁、コリンズ米ボストン地区連銀総裁 パネル討論会参加
一般教書演説
—【25日】—————————————————————
豪消費者物価指数(1月)
独GDP確報値(4Q)
仏消費者信頼感指数(2月)
香港GDP確報値(4Q)
香港消費者物価指数(1月)
ユーロ圏消費者物価指数(1月)
米MBA住宅ローン申請指数
バーキン米リッチモンド地区連銀総裁 講演
ムレサム米セントルイス地区連銀総裁 講演
—【26日】—————————————————————
日本景気動向指数(12月)
トルコ貿易収支(1月)
ラガルド欧州中銀(ECB)総裁 講演
ロンバルデリ英中銀(BOE)副総裁(金融安定担当) 講演
ドレンツ・スロベニア中銀総裁 講演
南ア生産者物価指数(1月)
カナダ経常収支(4Q)
米新規失業保険申請件数
—【27日】—————————————————————
日本小売業販売額(1月)
日本鉱工業生産指数(1月)
トルコ雇用統計(1月)
独小売売上高指数(1月)
英ネーションワイド住宅価格(2月)
仏消費者物価指数(2月)
仏GDP確報値(4Q)
仏生産者物価指数(1月)
スイスKOF先行指数(2月)
スイスGDP(4Q)
香港貿易収支(1月)
独雇用統計(2月)
南ア貿易収支(1月)
独消費者物価指数(2月)
カナダGDP(4Q)
米生産者物価指数(1月)
米シカゴ購買部協会景気指数(2月)
米建設支出(12月)
※詳細はこちらのサイトで確認ください↓↓↓
https://ing.forexnote.jp/calender.php