<25年10月15日のポイント>米中摩擦再燃でゴールド高騰 トランプ発言が示す市場の本音 | 佐藤りゅうじの今宵もうっしっし~

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相変わらずのトランプ劇場も、株価下落を恐れたトランプ米大統領の宥和的な発言で一件落着かと思いきや、どうやらまだ続いているようだ。ここまでの米中の丁々発止を見ていると、中国に分があるように感じる。トランプ米大統領が関税などで揺さぶりをかけるものの、中国は我関せず。そして株価が下落し、トランプ氏はやむなく「抜いた刀を収める」という流れが続いている。
 

米中貿易摩擦の緊迫感が再び高まってきたこともあり、ゴールドの上昇が止まらない。今日の欧州時間には4,218ドル付近まで上昇し、連日の最高値更新となっている。値動きも荒くなっており、バブルの匂いすら漂う。ただ、米国が金融緩和を再開したばかりであること、米中貿易摩擦やウクライナ戦争などのリスク要因を考えると、値位置こそ高いが、天井とは見ていない。乱高下はあっても、以前も述べたように、5,000ドルを目指す展開を想定している。
 

最近の為替市場の動きを見ると、主要通貨はいずれも値幅が限られている。ゴールドがこれほど物色される一方で、為替市場が動意づかないのは、通貨価値の毀損が静かに進んでいるためかもしれない。世界的に先行き不透明感が強まる中、通貨よりも実物資産に資金が向かうのは自然な流れといえそうだ。
 

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