<25年6月11日のポイント>米中通商協議合意は織り込み済み?今夜は満月で相場は転機か | 佐藤りゅうじの今宵もうっしっし~

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閣僚レベルの米中通商協議が合意した。詳細は明らかになっていないが、ラトニック米商務長官はレアアース輸出規制を解消する枠組みで合意したと発表した。中国サイドも李成鋼商務次官が両国の交渉担当者が貿易に関する枠組みで合意したと述べた。
 

枠組みの具体的な内容は不明だが、前回スイスでの合意からどのような進展があったのかが気になる。恐らくトランプ米大統領は、成果を強調するのだろう。ただ、マーケットの反応をみると、ここまでは限定的だ。米株価指数先物ではダウ先物がマイナスサイドでの取引となっている。為替市場でも、目立ったドル買いは起きていない。中国サイドをみても、香港ハンセン指数は上昇しているが、上昇率は1%前後だ。織り込み済みということだろう。
 

今回の協議は、 レアアースを握る中国と、半導体技術を持つ米国の構図だが、米国の規制があったとしても中国は独自開発を進める余地がある。一方で、レアアースは替えが効かない資源であり、供給元としての中国の優位性は揺るがない。この協議、主導権は中国が持っていると考えていいだろう。
 

そう考えると、マーケットが今朝の合意にニュースに対する反応が鈍いのも、わかる気がする。織り込み済みなら、ここからマーケットはまた米国売り(ドル安、株安、債券安)になる可能性もありそうだ。そう言えば、今日は満月。アストロロジーはあまり信じないが、注意はしておこう。
 

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