<7月19日のポイント>ドル円、155-158円台のレンジ形成か | 佐藤りゅうじの今宵もうっしっし~

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大陰線の次の日は大陽線。ドル円の動きが慌ただしい。昨日は、水曜日の大陰線の動きを踏襲し、東京の早朝に下攻めをしたが、終わってみれば大陽線。なかなかやりにくい。ただ、昨日の場合、テクニカル的には21日線のマイナス2%を超える下げだったので、買い戻しが入りやすかったとみる。
 

ここからだが、155~158円台前後のレンジを考えている。どちらかに引き付けて、逆バリを模索している。21日線が下落してきたことから、できれば、上値に引き付けてショートがいいかなと思っている。少し引いた目でみれば、いまは11日からの急落後の調整場面とみる。このレンジから放れた方に次のトレンドが発生しそうだ。
 

そう考えると、上記のレンジの中間に位置する157円台は、やりにくい水準となる。この水準で、無理にポジションを建てる必要はなさそうだ。来週は日銀金融政策決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)の前週となる。メディアからいろいろ情報が発せられそうだ。それらに一喜一憂せず、レンジ内で推移するなら、ただの材料として、まずは逆バリを考えていこうと思っている。
 

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