昨日のドル・円の往来相場、何かの前兆？148.80近辺から147.83あたりまで下落、NYでは、148.53前後まで戻して、終わってみれば前日とほぼ変わらずの148.14前後でした。日足は、上ヒゲのやや長い十字線です。噂や思惑がいろいろせめぎ合っているようです。23日の日銀金融政策決定会合で荒れるの必至といったところでしょう。
また、ここ2日ほど米債利回りが上昇しても、米株は上昇しています。こちらも何を示唆しているのか気になります。もちろん、株式市場独自の要因で上げている面もあります。ただ、このまま米景気がソフトランディングするというのが、メインシナリオというのは少し違和感があります。
米共和党のアイオワ州の予備選でトランプ氏が勝利しました。大きな変化への渇望、言い換えれば、現状への多大な不満がなければ、ポピュリズムは生まれてこないでしょう。歴史的に低い失業率、落ち着きを取り戻し始めたインフレ率など好調にみえる米景気動向と政治の間に生じているギャップは、何かの経済指標に表れてくるはずです。2024年、すでに台湾総統選が行われましたが、今年は選挙イヤーです。何だか、大きな転換点になるような気がしています。
少し話が広がりすぎましたが、今年の相場は荒れそうなので、レバレッジは、あまり掛けすぎない方が良さそうです。
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1月21日からの一週間の主な政治経済イベント
—【22日】—————————————————————
中国ローンプライムレート（1年物、5年物）
香港消費者物価指数（12月）
米景気先行指数（12月）
—【23日】—————————————————————
日銀金融政策・展望レポート
植田日銀総裁記者会見
トルコ消費者信頼感指数（1月）
ユーロ圏消費者信頼感速報値（1月）
米大統領選予備選挙（ニューハンプシャー州）
—【24日】—————————————————————
ＮＺ消費者物価（4Q）
豪ウェストパック先行指数（12月）
日本貿易収支（12月）
仏ＰＭＩ速報値（1月）
独ＰＭＩ速報値（1月）
ユーロ圏ＰＭＩ速報値（1月）
南ア消費者物価指数（12月）
英ＰＭＩ速報値（1月）
米ＭＢＡ住宅ローン申請指数
米ＰＭＩ速報値（1月）
カナダ政策金利
—【25日】—————————————————————
トルコ設備稼働率（1月）
香港貿易収支（12月）
独ｉｆｏ景況感指数（1月）
南ア生産者物価指数（12月）
トルコ政策金利
ＥＣＢ政策金利
南ア政策金利
米ＧＤＰ速報値（4Q）
米耐久財受注（12月）
米新規失業保険申請件数
ラガルドＥＣＢ総裁記者会見
米新築住宅販売件数（12月）
—【26日】—————————————————————
日銀議事要旨（12月18・19日分）
仏消費者信頼感指数（1月）
米個人所得・支出（12月）
米中古住宅販売成約指数（12月）
休場：豪
※詳細はこちらのサイトで確認ください↓↓↓
https://ing.forexnote.jp/calender.php