来週の予定(2023/10/22~)・・・各国PMI、ECB理事会、PCEコアデフレータ、etc | 佐藤りゅうじの今宵もうっしっし~

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FOREXを中心に、マーケットの鼓動をお伝えします

「不動如山」とでも言いましょうか、この一週間のドル・円、高値が20日の149.99,安値は17日の148.84、値幅1.15円でした。17日の148.84もほんの一瞬、多くの時間は、149円台半ば~後半で推移していたように感じます。しかし、見事に150円の手前で止まるもんですね。
 

今週の主要通貨強弱をみると、中東情勢の緊迫もあり、スイスが最強でした。そして、ユーロ、オージー、ポンドと続きます。前週比でマイナスとなったの、下落率の低い順にドル、円、カナダドル、最弱はキーウィでした。
 

キーウィ・ドルをみると、これまで支持となっていた0.5850を割り込み、0.57半ばあたりを目指した下げが始まったように映ります。一旦は、0.5900付近に戻す場面もありそうですが、そこは戻り売りでみています。相場全体としても、まだ、ドル買いが報われるとみています。
 

来週ですが、各国PMI、ECB理事会、7-9月期の米GDP速報値、PCEコアデフレータなどイベント目白押しです。FOMC、日銀金融政策決定会合の前週にあたることから、ドル円は、引き続き値動きが悪い可能性もありますが、日銀が150円台で介入できるか懐疑的な見方もあり、徐々に上値を試すとみています。
 

ところで、「不動如山」は「疾如風徐如林侵掠如火不動如山(風林火山)」の一部ですが、これには、難知如陰(知りがたきこと陰のごとく)、動如雷霆(動くこと雷霆のごとし)と続きがあります。いまの凪は、嵐の前の静けさかもしれませんね。
 

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10月22日からの一週間の主な政治経済イベント

—【23日】—————————————————————
トルコ消費者信頼感指数(10月)

休場:NZ・香港


—【24日】—————————————————————
英雇用統計(9月)
仏PMI速報値(10月)
独PMI速報値(10月)
ユーロ圏PMI速報値(10月)
英PMI速報値(10月)
米PMI速報値(10月)


—【25日】—————————————————————
豪消費者物価指数(3Q)
豪消費者物価指数(9月)

日本景気動向指数(8月)
トルコ設備稼働率(10月)
独ifo景況感指数(10月)
米MBA住宅ローン申請指数
カナダ政策金利
米新築住宅販売件数(9月)
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長 挨拶

 

—【26日】—————————————————————
ロック豪中銀(RBA)総裁補 議会証言
香港貿易収支(9月)
南ア生産者物価指数(9月)
トルコ政策金利
ECB政策金利
米GDP速報値(3Q)

米耐久財受注(9月)
米新規失業保険申請件数
ラガルドECB総裁記者会見

カンリフ英中銀(BOE)副総裁(金融安定担当) 講演

 

—【27日】—————————————————————
日本東京消費者物価指数(10月)
豪生産者物価指数(3Q)
仏消費者信頼感指数(10月)
米個人所得・支出(9月)
米PCEコアデフレータ(9月)
米ミシガン大学消費者信頼感指数確報値(10月)

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