☆来週の予定(9/12~)・・・中国小売売上、米消費者物価指数、米小売売上高、etc. | 佐藤りゅうじの今宵もうっしっし~

佐藤りゅうじの今宵もうっしっし~

FOREXを中心に、マーケットの鼓動をお伝えします

今週は、8月20日以降のドル安に対する調整場面となりました。昨日は、米生産者物価指数(PPI)が前年同月比で8.3%上昇と、比較可能な2010年11月以降で最大の伸びとなったことや、メスター米クリーブランド地区連銀総裁が、FRBが年内にテーパリングに着手することを引き続き望んでいると述べたことを受けて、米債金利も上昇しています。
 

一方、米株はPPIを受けて、売りが先行。インフレへの警戒感が強まっており、S&P500は、2月以降で初めて5営業日続落となりました。来週のS&P500は、正念場になりそうです。チャートポイントは、4370ポイントあたり。この水準をしっかり下抜くと、売りが加速しそうです。過去50年のダウ平均株価をみても、9月のみ月足の陽線確率が50%を切る月です。株式市場が軟化となれば、リスクオフの円買いというシナリオもありそうです。
 

さて、来週ですが、14日に米消費者物価指数の発表があります。事前予想を大きく上回る数値となれば、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)でテーパリングが決定する可能性もあります。CPIには、注意しておきましょう。
 

それでは、来週も頑張っていきましょう!

9月12日からの一週間の主な政治経済イベントは以下の通りです
—【13日】—————————————————————
トルコ経常収支(7月)
トルコ鉱工業生産指数(7月)
米財政収支(8月)
 

—【14日】—————————————————————
豪住宅価格指数(2Q)
日本鉱工業生産指数(7月)
英雇用統計(8月)
スイス生産者・輸入価格(8月)
カナダ製造業出荷(7月)
米消費者物価指数(8月)
米アップル、新製品発表イベント

 

—【15日】—————————————————————
NZ経常収支(2Q)
日本機械受注高(7月)
中国小売売上高(8月)
中国鉱工業生産指数(8月)
英消費者物価指数(8月)

英小売物価指数(8月)
英生産者物価指数(8月)
仏消費者物価指数(8月)
ユーロ圏鉱工業生産指数(7月)
米MBA住宅ローン申請指数
南ア小売売上高(7月)
米NY連銀製造業景気指数(9月)
カナダ消費者物価指数(8月)
米輸入価格指数(8月)
米鉱工業生産・設備稼働率(8月)
 

—【16日】—————————————————————
NZGDP(2Q)
日本貿易収支(8月)
豪雇用統計(8月)
香港失業率(8月)
ユーロ圏貿易収支(7月)
米小売売上高(8月)
米新規失業保険申請件数
米フィラデルフィア連銀景況指数(9月)
カナダ卸売売上高(7月)
米対米証券投資(7月)
 

—【17日】—————————————————————
自民党総裁選告示
英小売売上高(8月)
ユーロ圏経常収支(7月)
ユーロ圏消費者物価指数(8月)
米ミシガン大学消費者信頼感指数(9月)

 

※詳細はこちらのサイトで確認ください→経済統計スケジュール