9月9日のポイントー FRBに先んじる? | 佐藤りゅうじの今宵もうっしっし~

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FOREXを中心に、マーケットの鼓動をお伝えします

いよいよECB理事会ですね。先週はこれまでと違ってずいぶんタカ派ともとれる発言をしてラガルドECB総裁ですが、本番ではいかがでしょうか。新型コロナウイルス対応で実施している債券購入のペースの縮小(テーパリング)を決定し、実行に移すのか注目されます。
 

今回、テーパリングが決定すれば、FRBより早いわけで、インパクトがありそうです。その場合は、再びユーロが買われることになると思うのですが、それをECBが望んでいるのかは微妙です。正確に言えば、ドイツなどは問題ないでしょうが、スペインなど南欧という呼ばれる国々はどうでしょうかね~。
 

また、一番気になるのが、ラガルドさんが、FRBに先んじてテーパリングに動くほど、肝が据わっているかという点です。肝が据わっているというと何だか変な言い方ですが、ラガルドさんがECB総裁になってから、理事会、そしてその後の記者会見で相場が動かなくなりました。これは、前任のドラギ総裁がおしゃべりさんだったせいもあるのでしょうが、ラガルドさんは、官僚的というか、積極的に物事を仕掛けていくタイプではないように見えるのです。今回の理事会も、結局、テーパリングが検討されただけで、具体的な決定等は、ないと予想しています。マーケットとしては、現状、過去2週間続いたドル売りの調整場面が、もう少し続きそうです。