昨日は、円が全面安でした。バイデン米大統領が2022年度の予算教書で連邦政府に6兆ドルの歳出を求めると報道されたことから、米金利が上昇しました。ただ、これでドル高にはなったものの、他通貨をみると、ポンドは利上げ期待から上昇していましたし、ユーロ、オージーの対ドルでの下げ幅は限定的でした。円が狙われたイメージです。
問題は、ここからですね。13日の高値109.79を抜いたので、チャート的には、111円を目指しそうですが、最近、実体の長い陽線が出てもの、相場が続かないことが多いです。110円台には、特に目立った節もないのですが、110円付近には、オプションに絡んだ売りもあるようで、簡単には上抜けないかもしれませんね。私自身も、109円台前半の買いは、109.80付近で一旦手仕舞いました。また、押したら買おうと思っていますが、超短期なら売りもありかと思います。
また、クロス円をみると、利上げの話が出てきたポンドや引き締めに舵をきったカナダドルなどが、対円での上昇が目立ちますね。ポンド円は、値動きが荒くて怖さも感じるのですが、カナダ円は、面白そうです。普段はほとんど取引しない通貨ですが、妙味が大きそうみえます。
しかし、バイデンの6兆ドルの予算がそのまま通るとは思わないのですが、超緩和政策に超大型の財政出動ですから、インフレが起きますよね。中銀メンバーたちは、インフレは一時的と判で押したように述べていますが、かりにそれが間違っていないとして、一番のリスクシナリオは、インフレが本当に一時的なもので終わり、その後、物価が安定ではなく、低下していくことではないかと最近ふと思っています。デフレという話ですが、まぁ、可能性的には、それほど高くはないと思いますが、9月に失業保険の特別給付が終わったあと、米国の消費動向は気になりますね。
